海外のミュージシャンの中で唯一、ちゃんと「ファンであるほど好き」と言えるのが、Jason Mrazである。

大学生の頃からよく聞いていて、CDも多く持っている。

 

アルバムが出る度に、毎回音楽のテイストやテーマとしているものが違うのも特徴的で、

自分が特に好きなアルバムは、「We Sing. We Dance. We Steal Things.」。

毎回違うテイストや音楽なんだけど、個人的に共通して感じている要素。

それは「優しさ」である。自分にとっては音や歌声からいつも聴き取ることができるし、好きなところでもある。

 

そしてとにかく、こんなことは言わなくても知っている人もきっと多いと思うが、とにかく歌声が素晴らしい。

特にライブは素晴らしく、音源を軽く超えていく表現力。

 

幸運にも、2014年に1度だけ、東京国際フォーラムにライブを観に行ったことがある。

 

いろんな曲を聞いて、好きな曲はたくさんあるが、ライブを期に好きになった曲がある。

それが、2005年にリリースされた、「Mr.Curiocity」。

彼は、アコースティックギターを弾いて歌うのが主なスタイルではあるが、この曲はピアノ。

歌詞の内容的には、恋愛の女々しいヒステリックな感じを歌っているのだが、

とにかく圧巻だった。

この動画がライブの臨場感のまま聴けるので是非聴いて欲しい。

できることなら最初から最後まで聴いて欲しい。

1分50秒からのオペラパートもハンパないです。

実際に観たライブはこれではないが、これを体感した時の感覚は、ライブというより

自分がミュージカルを観た時と同じような感覚だった。

心が動く。そんな感じ。

 

「この人の歌声を生で聴いたの、一生ものの財産だよなあ。」

映像を観る度に思う。ただそれだけの投稿。