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越谷店
「Mr.Children 30th Anniversary Tour 半世紀へのエントランス」
投稿日:2022/6/24     更新日:2023/2/1
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僕にとって、Mr.Childrenのライブに行くのはこれ以上ない生き甲斐です。
2022年5月10日、Mr.Childrenは30周年を迎えました。(自分のことかのように言う。笑)
本当に、本当におめでとうございます。
5月・6月と30周年ライブに行ってきました。
そして無事完走したそうなので、ブログを書きます!
このブログは、完全に自分の記録用でもあります!
かなーり長いです。笑
ミスチル好きな方、興味のある方は是非見ていってください!!
僕がMr.Childrenのファンになったのは2008年。
当時、北京オリンピックのNHK放送テーマソングになっていた「GIFT」がテレビでよく流れていました。
この年の紅白歌合戦でも披露されたので、ご存知の方も多いでしょう。
実は紅白歌合戦への出演はこの2008年と、2020年の2回のみ。
紅白に出演しない理由として、90年代には「歌で勝敗をつけるのが嫌だから。」と話していたそうですが、
ここ数年になって「本音を言うと、年末年始は家でテレビを見ていたいから。」と桜井さんは語っています。笑
出演した2回を見ても、オリンピックのテーマソングを歌った年と、世界が新型コロナウイルスに苛まれた年。
芯が通っていて、彼ららしいなと素直に思います。
その2008年、「GIFT」の直後、「HANABI」「花の匂い」と3ヶ月連続で新曲がリリースされ、
年末には15枚目のアルバム「SUPERMARKET FANTASY」がリリースされました。
それ以前もMr.Childrenの音楽を聴いたことはあったものの、ベスト盤(当時は「肉」・「骨」の2枚組のみ)を聞き流していた程度でしたが、
2008年のシングルや、アルバムの代表的な曲「エソラ」をテレビでよく耳にしているうちに惹かれていきました。
高2の冬、学校の帰りに浜松駅の横にあるビックカメラで「SUPERMARKET FANTASY」の初回限定版を手に取り、
ジャケットに惹きこまれ、少し迷った後レジに持っていった記憶が鮮明に残っています。
それから数ヶ月後、中学時代の友人がMr.ChildrenのライブDVDを貸してくれました。
なんて温かく、優しく、熱く、野心的で、まっすぐで、そして幸せそうなのだろう。
披露されたいくつかの曲はアレンジされ、音源とはまた違うが、そのバンドサウンドがまた抜群に良くて刺さる。
そして、曲によっては例えば1番2番のサビはあえて弱く歌い、大サビで声を張って感情を乗せたり曲の成り立ちを表現する桜井さんの歌。
「ただ普通に音楽をやっている人たちじゃない。」「俺もライブに行ってみたい。」
それが素直な感想でした。
初めてライブを観る機会は、思ったよりも早く訪れます。
チケットを入手する知識がまだなく、アルバム「SUPERMARKET FANTASY」を引っ提げてのツアー「Mr.Children Tour 2009 〜終末のコンフィデンスソングス〜」のチケット先行に出遅れてしまい落ち込んでいた頃、
Mr.Childrenのライブではなく、桜井さんが参加している、ap bank主催の音楽野外フェス「ap bank fes」が毎年(当時)、地元静岡で開催されていることを知りました。
チケット入手することは難しく、初めて参加した抽選にも全て落選。
しかし、これもまた当時らしく、mixiという流行っていたsnsでチケットを定価で譲ってもらうことができたのです。
そういった経緯で初めてMr.Childrenのライブを見たのは、
2009年7月18日(土)、「ap bank fes '09」
つま恋多目的広場でした。
その後はファンクラブにも入り、年末には初めてワンマンライブも観ることができました。
それからというもの、CDやライブDVDは初回限定版まで様々なルートで全て入手し、
今日までずっとMr.Childrenを応援し、元気をもらい、ライブにもチケットが当たる限り行き続けてきました。
前置きからめちゃくちゃ長くなってしまいましたが、ここからが本題です!笑
2022年。ミスチルが30周年…。
自分が1歳の時にデビューしたバンド。
ファンになってから14年。
前回のライブに行ってから3年が経とうとしていました。
その間、アルバムのリリースはあったものの、コロナ禍になり2021年に予定していたツアーは発表することなく中止になったそうです。
アルバムが出る度に、
「このアルバムにはどんなメッセージが込められているんだろう。」
そんなことを考え、ライブへ行き答え合わせをする。それが自分の中で恒例になっていました。
しかし、それが叶わない…。
コロナ禍前の数年間、ミスチルは毎年ライブツアーを開催してくれていたので、
自分にとっては「ミスチルのライブに行けない」面でも苦しい2年間でした。
そんな中でも、ミスチルはファンクラブ向けにラジオ配信をしてくれて、
ファンとの繋がりを大切にする一面に安らぎもいただきつつ、
「30周年に向けて準備しているから、どうかこのコロナ禍が落ち着いたら良いね」
という言葉を聞きとても楽しみにモチベーションを保っていました。
そして今年の初め、30周年アニバーサリーツアーが発表されました。
発表だけで歓喜だったんですが、そのツアータイトルに、さらに驚きと喜びが湧いてきました。
…50年やるってこと!?!?
発表後のラジオにて、
「50周年に向けて。この30周年は、エントランスを潜ったに過ぎないよ。っていう。」
5年前の25周年ライブでも、2年前リリースされたアルバムのインタビューでも
「終わりを意識するようになった」
と4人は語っていました。
僕の中でも、「いつお別れがきても良いような覚悟を持たないと」と思っていました。
そんな中でのこのタイトル。度肝を抜かれました。
今回のツアーはドーム公演・スタジアム公演がありました。
ミスチルは僕がファンになった頃からこの方法をよくとっています。
アルバムを引っ提げてのライブツアーも、アリーナツアー+ドームorスタジアムツアーなど2種類あることが多いです。
演出や表現の幅もそうですが、キャパ的にある程度ファンの多くがチケットを手に入れるためには、それくらいしないとなんですよね、きっと。
こちらとしてもありがたい。笑
3年ぶりのライブ、絶対に行きたい!30周年を一緒にお祝いしたい!
そんな想いが届いたのか、幸運にも
5/11の東京ドーム・6/12の日産スタジアム
とそれぞれチケットを当てることができました!!
5月11日(水) 東京ドーム
ビオレの消毒液がメンバー仕様になって各場所に設置されていました!!
これグッズ化してなくて、「売れるのに!」と思っちゃいました。笑
東京ドームが会場の場合ネックになるのは、ツアートラックを見ることができないこと…
立地的に仕方ないですね。
日産スタジアムで写真を撮ると誓いました。
そして、座席は…
え…これ…とんでもない席を引き当ててしまったのでは…?
この日の東京ドームは11列が先頭。
まさかのアリーナ2列目!!
これまでで一番ステージに近かったのは同じく東京ドームの5列目だったんですが、
この時でさえ「もう2度とない」と思ったものです。
まさかこんな日がくるとは…。
2列目ですが少しセンターとは離れていたので、とにかくメンバーが近くに来る度に大興奮。
桜井さんが目の前で止まってくれてシャウトしたの目に焼き付けました!
[セットリスト]
1. Brand New Planet
2. youthful days
3. 海にて、心は裸になりたがる
4. シーソーゲーム〜勇敢な恋の歌〜
5. innocent world
6. Over
7. Any
8. くるみ
9. 僕らの音
10. タガタメ
11. Documentary film
12. DANCING SHOES
13. ロックンロールは生きている
14. ニシヘヒガシヘ
15. Worlds End
16. 永遠
17. others
18. Tomorrow Never Knows
19. fanfare
20. エソラ
21. GIFT
アンコール
22. Your Song
23. 生きろ
5年前の25周年ライブは、ツアータイトルが「Thanksgiving 25」だったこともありもっと代表曲が多く披露されましたが、
今回は30周年をお祝いしつつ、代表曲だけでなくツアーができなかった最新アルバムの曲、昨今の世界の状況や社会風刺を込められたエッジの効いた楽曲も演奏されました。
「とにかくお祭り」というだけでなく、まだまだこれから先を見据えての選曲にも思えましたし、
「期待に応えつつ、少し外し、ジャブを打つような」といういつもの彼らのスタンスも現れていたように感じました。
6月12日(水) 日産スタジアム
この日は母をお誘いし一緒に!
母とミスチルのライブを観るのは実は2回目。
ミスチルのワンマンライブを初めて観た2009年のナゴヤドーム以来13年ぶりでした。
地元から来た母とこの日は桜木町に1泊し、2日目は横浜観光をして良い思い出になりました(^^)
母と合流前の午前中、早めに会場へ行きツアートラックを撮影!笑
スタジアムは野外のためとにかく雨が心配でしたが、とても暑い!
天気に恵まれて良かったです!
今回の座席は…
え??笑
またもとんでもない席。
こんな運良くて良いのか…
日産スタジアムも11列が最前列なので、10列目。
今回の席は前回より真ん中寄りで、センターステージのメンバーも肉眼で見え、
花道を通ってきてもめちゃくちゃ近く、花道の先で演奏している時は滅多に見れない4人の後ろ姿をとにかく目に焼き付けました。
演出も見えるし、メンバーがどこにいても肉眼で確認できる。
もうね、最高すぎました。
それに加えて、スタジアムならではの明るい時間から始まり、夜になっていく雰囲気や、空の景色や風を見て感じながら楽しむライブはやっぱり大好きです。
演出には大きな花火も加わり、東京ドームでも無地のキラキラ銀テープは飛びましたが、今回は白に絵柄付きでした!!
ゲットできました!!
[セットリスト]
1. 終わりなき旅
2. 名もなき詩
3. 海にて、心は裸になりたがる
4. シーソーゲーム~勇敢な恋の歌~
5. innocent world
6. 彩り
7. 口笛
8. 車の中でかくれてキスをしよう
9. Sign
10. タガタメ
11. Documentary film
12. DANCING SHOES
13. LOVEはじめました
14. フェイク
15. ニシエヒガシエ
16. Worlds End
17. 永遠
18. others
19. Tomorrow Never Knows
20. 光の射す方へ
21. fanfare
22. エソラ
23. GIFT
アンコール
24. HANABI
25. 生きろ
軸は変えず、それでも曲数が増え、ドームとは違う曲もたくさん!
とにかく1曲目がとてもとても良かった…。
オープニングが終わり、スタジアムに響き渡る桜井さんのギター。
「終わりなき旅」
これまで何度も何度もライブで聞いてきた曲ですが、今回は特別感が何倍も強かったように思います。
曲の最後に、桜井さんからメッセージがあり、とにかくシビれたのでご紹介します。
「どんなものにも、きっと、終わりはあるのだと。
今はそう思っています。
でも、だからこそ、ずっと続いていくことを願って。
だからこそ、今ある情熱のすべてを、エネルギーのすべてを音に変えて、声に変えて。
今日2022年6月12日、日産スタジアム、
人生最高の音をみなさんにお届けしたいと思っています。
どうぞ最後までよろしく。
僕らが、Mr.Childrenです。」
この瞬間から、今後終わるまで続く、僕とミスチルとの新たな終わりなき旅の幕が上がったように僕は感じています。
これまでとは違い、メンバーの健康が気になったり、僕にも何があるか分からない。
でも、ただ可能な限り長く、彼らに元気をもらい、彼らを応援していきたい。
この時間があったからこそ、これから訪れるMr.Childrenの音に触れる瞬間は、これまで以上に尊いものになっていくでしょう。
母はライブ後、
「桜井さんはどこにいてもお客さんに平等だし、ミスチルの皆さんは良い人達だね。とても良かった。」
と言ってくれました。
僕的には、彼らの人柄あってこそファンでいられるので、伝わって嬉しかったです。
ツアー前、桜井さんは語っていました。
「このツアーをやり切ることで、まだまだやれる、と自信もつくと思う。」
本当にその通りですよ…
52歳が3時間、二十数曲歌って走り回るんですよ!?
ずっと見てたし今回も見てたけどあれ半端ないですよ。笑
ツアー最終日の最後に、桜井さんは
「Mr.Childrenがこの4人で良かった。」
「そして、Mr.Childrenのリスナーが皆さんで良かった。」
と言い涙したそうです。
書いているとキリがなくて、1曲ずつ噛み砕いても書けるんですが、既に膨大なのでやめておきます。笑
最後に、これまで僕が観てきたMr.Childrenのライブを振り返ってみました。
2009年 7月 18日(土)
ap bank fes ’09
@ つま恋
2009年 7月 19日(日)
ap bank fes ’09
@ つま恋
2009年 7月 20日(月)
ap bank fes ’09
@ つま恋
2009年 12月20日(日)
Mr.Children DOME TOUR 2009 SUPERMARKET FANTASY
@ ナゴヤドーム
2009年 12月27日(日)
Mr.Children DOME TOUR 2009 SUPERMARKET FANTASY
@ 東京ドーム
2010年 7月17日(土)
ap bank fes ’10
@ つま恋
2010年 7月18日(日)
ap bank fes ’10
@ つま恋
2010年 7月19日(月)
ap bank fes ’10
@ つま恋
2011年 5月8日(日)
Mr.Children Tour 2011 SENSE
@ さいたまスーパーアリーナ
2011年 9月4日(日)
Mr.Children STADIUM TOUR 2011 SENSE -in the field-
@ 日産スタジアム
2012年 5月26日(土)
MR.CHILDREN TOUR POPSAURUS 2012
@ 東京ドーム
2012年 12月28日(金)
Mr.Children [(an imitation) blood orange] Tour
@ さいたまスーパーアリーナ
2015年 6月3日(水)
Mr.Children TOUR 2015 REFLECTION
@ さいたま スーパーアリーナ
2015年 9月6日(日)
Mr.Children Stadium Tour 2015 未完
@ 日産スタジアム
2017年 6月30日(金)
Mr.Children DOME & STADIUM TOUR 2017 Thanksgiving 25
@ 東京ドーム
2017年 8月5日(土)
Mr.Children DOME & STADIUM TOUR 2017 Thanksgiving 25
@ 日産スタジアム
2018年 11月17日(土)
Mr.Children Tour 2018-19 重力と呼吸
@ さいたまスーパーアリーナ
2019年 5月20日(月)
Mr.Children Dome Tour 2019 "Against All GRAVITY"
@ 東京ドーム
2022年 5月11日(水)
Mr.Children 30th Anniversary Tour 半世紀へのエントランス
@ 東京ドーム
2022年 6月12日(日)
Mr.Children 30th Anniversary Tour 半世紀へのエントランス
@ 日産スタジアム
フェスも含め、今回ので20回目だったんだなあ。
アリーナ規模より小さいライブは当たらなかったし、行きたい公演全てに行けているわけではないけど、
こんなにお会いできていたことに驚きだし本当に幸運です。
これからも楽しみにしています。
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