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越谷店
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斜陽

投稿日:2022/2/28

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Coordinator by Kurumi Sato

Photo by Takashi Umino


 

西陽で撮った写真を見ると、だいたいこの「斜陽」という言葉が浮かびます。

ちょうど、この季節だけに入る光。

僕はこの光が好きです。

光が強い分、影もできやすく、陰影を作ることができます。

 

7歳の七五三撮影に来てくれた彼女の撮影は、わいわいがやがや。

元気いっぱいな彼女の叫び声が響くほどでしたが、

もちろん、元気いっぱいな姿ばかりでなく、アンニュイな写真も残したい。少しでも良いから。

僕はカメラマンとしてそう思いましたが、その「少しでも」にぴったりなこの光。

この光は束の間に、陽が沈むと同時に消えてしまいます。

 

ちょうど光が刺している場所に彼女に座ってもらい、ポーズはシンプルに。

インテリアと衣装も合っていて、小物の眼鏡も良いアクセントになっていると思います。

 

赤ちゃんから小学生に上がるまでは、なかなかこういった落ち着きのある写真が少ない印象です。

それは、小さいお子様に合わないテイストかもしれませんし、それは固定観念でもあるかもしれません。

それに加えて、小さいお子様は動きのある撮影が多いのでしっかりと固める構図の撮影も適していないかもしれません。

当然、小さいお子様であればあるほど、コンディションの問題もありますので、色んな難しさがありますが、

お子様が小学生に上がり大きくなってきたら、「こういう写真も合うように、そして上手に撮影ができるようになった」という経験もお子様の成長を感じられる一つの要素だと思っています。

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美しさを表現し、思い出を記録する、楽しい遊びの空間

人生の写真館ライフスタジオという名前に込めた想い。
それは、出会う全ての人が生きている証を確認できる場所になること。
家族の絆とかけがえのない愛の形を実感できる場所として、
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