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越谷店
様々な角度から見ること
投稿日:2020/10/20
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coordinator by Manami Saito
photo by Takashi Umino
write : Manami
彼はとっても元気な2歳の男の子でした。
元気な色味もいいけれど、2歳の男の子でもちょっとシックなちょっとだけ落ち着いた色味の衣装を着る事でぐっと秋らしく特別感のある雰囲気になります。
今回の衣装アレンジはセットアップとタートルネックです。
もともとトップスはひじたけ、パンツとセットで春夏用の涼しい季節にも着用できるお洋服ですが、色味や生地感的にも秋ぽい雰囲気にもなるなと思いました。
ただ、トップスはひじだけで少し涼しすぎる印象になってしたう可能性があるので、
中に着るトップスははただの長袖ではなく、タートルネックで首元が隠れる様なものを選択し、トップスと同系色を選び統一感を出しました。
足元もパンツがひざたけパンツなので、ブーツより少し長めの靴下をはいてもらい、
靴下も同系色を選択し、足元のバランスを考えました。
立ち上がった時にはパンツと靴下の間から少しだけ脚が見えると重くなりすぎず、軽さが生まれます。
全体的に同じ色味で統一をしたので、あえて帽子は黄色の差し色を選択しました。
ニット帽にしたのは、全体的に落ち着いた色味で衣装を統一したので、ニット帽の可愛らしさで全体的な雰囲気を丸くしました。
全体的には落ち着いた雰囲気だけど、2歳らしい無邪気さををどこかに入れて可愛らしさを取り入れました。
秋は肌寒いけれど、過ごしやすいところが季節のポイントだと思う。
少し隠すとこがあり、ポイントで見える部分があるというのが少しだけ抜け感の出した方じゃないかと思います。
write : Umino
お子様の成長を写真として記念に残す時、どんな1枚があったら嬉しいでしょうか。
笑顔のカメラ目線の写真…
笑顔ではないけれども、モデルさんのようにポーズをしてカッコいい表情をした写真…
求めるものは人それぞれだと思います。
個人的には、僕が撮った写真をパパさんやママさんに見ていただいた時、75枚の中に
お子様の笑顔だけでなく、
「こんな表情や仕草をするんだ」と、
普段もの凄いスピードで成長していて気づかないようなお子様の表情や仕草に、
少し驚きの感情も湧くような写真も残したいと思います。
普段とはまた違うお子様を垣間見ることもできる醍醐味が、写真館にもあるのではないでしょうか。
写真の彼は2歳になった記念で撮影に来てくれました。
2歳といえば、イヤイヤ期があったり、自分の本能のまま興味の湧くものの方へ突き進んだり。
個人的には、撮影するのが一番大変な印象もあったりします。
ただそれは同時に、自分で色んなことを表現し、実現させる力がついてきた証でもあるのではないでしょうか。
彼は2歳らしく、楽しいこともイヤなことも表情に表していて、でもその全てが可愛らしい、素直な子でした。
最初は少し恥ずかしがっていたものの、コーディネーターのManamiさんともすぐ打ち解け、仲良く遊んでいる姿が今でも印象的です。
肌寒くなってきた近頃にピッタリな、秋っぽい落ち着いた色味の衣装は、
ニット帽の差し色や少し露出している肌感で、可愛らしさや涼しげな印象を損なわず、元気いっぱいの彼でも違和感なくしっくりきます。
この写真を撮った時は、この子らしい印象的な写真を残すため、彼にはカメラマンである僕の存在をあまり気にせず遊んでいてもらいたいと思いました。
撮影を見守るパパやママの目線に近い写真が撮りたかったので、インテリアの窓を利用し、その外側から撮影しました。
彼の存在に注目しやすいよう、窓の額縁で彼を囲み、水平・垂直で確実に撮れるよう意識しました。
彼の表情や仕草も見え尚且つ、長いまつ毛も印象的です。
いつもと違う服を着て、いつもと違う場所で遊んで。
ライフスタジオへ撮影に来てくださるご家族にとって、このスタジオで作る写真と思い出は、特に今こそ大きなイベントであって欲しい。
今後もこのファミリーにとって撮影が大切なイベントで、成長を感じ、時には成長を思い返して感動できる場所であってほしい。
そう願っています。
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