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越谷店
写真分析『普段の二人』
投稿日:2018/9/30
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photo by Manami Saito
codi by naomi tanaka
兄弟写真は関係性やそれぞれ似ているところ、異なるところなど様々なことが見えてきます。
この写真の姉妹は4歳と1歳です。
このくらいの年の差は割とよくあるケースであり、1歳の子のコンディションや4歳の子がどれだけ1歳の子を気遣うことができるかが重要になっていきます。
写真の姉妹は二人とも人見知りもなく、お姉ちゃんは元気いっぱいで妹はそんなお姉ちゃんを慕っている様子でした。
この場面での声かけとしてはお姉ちゃんに「○○ちゃん(妹)のこと呼んでみて!」のみだったと覚えています。
この声かけだけでお姉ちゃんは身を乗り出して妹のことを呼んでくれました。
これは自分一人で遊んでるのではなく、二人で遊んでいるという認識がしっかりあるのだからと考えます。
そしてその姉がよく見えるようにか、はたまた姉を真似てか背伸びをしてまで身を乗り出して覗きこむ妹。
そもそも1歳の子が、見知らぬ私たちやパパママがカメラの方向にいて注意力が散漫しているのに、姉の声をキャッチしてそちらへ向くというのは、その呼ばれた相手に興味がないとできないものだと私は考えます。
したがってこの写真は年齢の違う姉妹がお互いに興味をもっているからこそとることができたものであるとかんじました。
そしてこの写真を構成するに当たって必要なことがもう1つ、
その場の空気感です。
私たちが楽しい雰囲気にするために声をかけるのはもちろんですが、この撮影時はパパママも一緒に声をかけてくれていました。
そんな聞き馴染みのある楽しい声が聞こえてくると子どもたちも安心して遊ぶことができます。
この写真を見るだけでこの二人はお互いに興味を持っていて、普段からよく一緒に遊んでいる姿が想像できますよね。
そんな普段の二人を想像できるような写真を、どんな兄弟が来ても作れるような空気作りをしていきたいです。
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