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越谷店
撮られる側の気持ち
投稿日:2018/8/1
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「笑顔の写真が欲しい」
と美術大学に通っている友人から連絡が来ました。
その友人が言うには「笑顔は色彩だ!」というテーマで大型ポスターを作るらしく、その材料として色んな人の笑顔が欲しいとのこと。
早速近所の公園で撮ることになりました。
笑顔の写真?任せて任せて!と思っていましたが、
笑顔の写真を撮るよと言われて笑顔を作るのは意外と難しい!
そして仲良い友達なのになんだか緊張する!
めちゃくちゃ表情引きつりました。
友達同士でこれなのだからスタジオに来て写真を撮る子どもたちはさらに緊張するのだろうなと身をもって感じました。だから緊張している子には撮影をしているという空気感を出さず私たちと一緒に遊んでいるという意識を持たせて緊張をほぐすことが重要となるのですね。
さて、自然に笑えない私でしたがその場にいたもう一人の友人に私の大好きなその友人のお父さんのモノマネをやってもらいました。何度見ても面白い!!
自然に笑うことができました。
しかしまたしても問題が…
「ぶれとる…」
何度同じように撮ろうと顔の角度を真似してみたり同じ表情を頑張ってしてみたりしましたが同じような写真は撮れませんでした。
子どもがいくら良い表情をしていても今回のようにぶれていたり、兄弟であれば顔の位置がバラバラでどちらかにピントが合っていなかったりしていたら75カット内に残せる写真にはなりません。
それはすごくもったいない!
なので最低限の写真を撮れる状態を整えてから子どもの表情を引き出すこと。
そして予測していなかったふとした子どものいい表情、仕草もいい写真として残せるよう常にカメラマンと被写体の位置を意識してアシスタントをしていくことの重要さにも改めて気づかされました。
今回、写真を撮られる側の立場になってみて気づかされることばかりでとてもいい経験になりました!いい機会をありがとう!友人!
結局採用されたのはぶれていないこちらの写真でした。
そして後日送ってもらった私の笑顔を使った友人の作品がこちらです。
げ、芸術だ!
私の顔が芸術になっとる!!
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