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国分寺店
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写真を撮る意味を考える

投稿日:2023/7/28

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スマートフォンの普及

デジタルカメラの普及

そしてインスタグラム等SNSの普及により

私たちにとって「写真」という存在は

切っては切れない関係になっていると思います。

 

ついつい、珍しいもの・良いことに出くわすと

すぐスマホを取り出して写真を撮ってしまいますよね。

飛行機や新幹線や車で

富士山を見つけると写真を撮ってしまうけれど

では、撮ったあと富士山の写真はいつ見返すのでしょうか?

 

フィルムカメラが普及していた時代よりも

私たちはシャッターを押すのが気軽になり

今では息を吸うようにシャッターを押すことが出来ます。

 

簡単にシャッターを押せるようになったので

残される写真の量は膨大になっていき

いつしか埋もれてしまい

撮ったことさえも忘れてしまうかもしれない。

 

だったらあの時、肉眼でもっと富士山を見ておけばよかったのでは?

最近そう思えるようになってきました。

 

写真を撮って、SNSにあげて、完了。

その行為が当たり前になってしまうことで、自分の中に何も残らないのではないか。

自分の中に目で見た情報を残すという行為をおろそかにしてしまっているのではないか。

 

なぜその瞬間にシャッターを切るのでしょう?

 

過ぎ去っていく毎日

でも少しずつ変化しているから

もう同じ日は訪れないし、同じ瞬間を撮ることはできない

 

この子と出会えることすらも運命的で

この時間に西日が入ることも偶然

 

ソロ写真のタイミングで差し込むように入ってきた西日

瞳にあたる光を見つけて

最も美しく目に光があたる場所に導き

黒目の位置を微調整し

最も美しい瞬間でシャッターを切れるように

 

この時この瞬間を最大限に美しく残せるように

それが

私が写真を撮る、シャッターを切る意味だと思います。

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それは、出会う全ての人が生きている証を確認できる場所になること。
家族の絆とかけがえのない愛の形を実感できる場所として、
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