大人になって、写真を撮られるときになんだか身構えてしまうことが増えた気がします。

どんな顔すればいい？

手はどうすればいい？

顔の向きこれであってる？

客観的に見られる自分にあたふた。

よく見せよう！という思いがそうさせるのかもしれません。

 

 

今回会った彼女は、自然のままの美しさを改めて私に教えてくれました。

スタジオに入ってきたときから、くりんとしたおめめで笑顔を見せてくれて、

ヘアメイクも着付けも楽しみな様子で準備。

七五三撮影は、最初にピシっと足を揃えてカバンを持ってきっちり撮りはじめることが多いのですが、

撮影が始まるまでの間の彼女のふとした表情がとても綺麗で、

あえて、自然に、そのまま、こちらから何かやってもらうおうと投げかけず、撮りはじめました。

不安とわくわくが入り混じった表情。

お顔隠していないいないばあ！

お花みてごらん？

と言うと宝物をみるような素敵な表情でお花をみつめてくれる。

 

傘をひろげるとき、ふとした瞬間赤ちゃんらしい面影も

 

 

お姉さんらしくもあり、赤ちゃんの面影もあり

いろいろな表情を見せてくれる

１投げると５で返してくれる彼女の

その自然な美しさを受け取って綺麗に残すことが

私の任務

 

着飾らない

自然なありのままの美しさを

細かくアンテナをはってとらえて写真にする

 

「自然」を綺麗に写す為には

型にはめこまず

それを受け止められるだけの技量が必要なんだな

と彼女に教えてもらった1日でした

 

ありがとう！

そして3歳七五三おめでとう！