Staff BlogKokubunji

TANTAN
国分寺店

丹生阿里沙

丹生と書いて
「たんしょう」と読みます!
ご挨拶をすると
よくタン塩に間違えられます。
たんしょうです!

撮影の時間自体が
楽しい思い出になるように
心に残る
あたたかい写真を撮っていきます。

よろしくお願いします♪

photo memo Ⅳ 心の距離を

2019/7/28

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私とあなたの距離

 

正直にいうと

私は写真を撮られることが苦手です。

カメラマンなのに?!とよく言われますが

カメラのこちら側とむこう側では全く世界は異なります。

 

写真を撮るのは大好き

しかし撮られるのは苦手

 

ではなぜ苦手なのか。

理由を掘り下げてみましょう。

 

あの大きな黒いレンズで見つめられ

心を見透かされたような気分になり

どこをみていいのか

どんな表情をすればいいのか

どの筋肉を動かせば良い表情になるのか

 

良くしようとすればするほど焦り

結果ぎこちない笑顔が完成。

 

カメラを前に緊張して固まってしまう子の気持ちは痛いほど分かるし、逆にノリノリで上手な子には尊敬の念を抱きます。

 

 

話は変わりますが、

ライフスタジオ では主に

望遠レンズ

標準レンズ

この二種類のレンズを使用します。

 

レンズの使い分けや特性については

これまでに多く定義されてきたので割愛し、標準レンズの話を中心に。

 

 

標準レンズの特性は

被写体と近い距離でコミュニケーションを取ることができ、親密感や躍動感を表現することができます。

 

そして重要になるのがアングル。

今回、国分寺店ではアングルの使い分けについての写真主題に取り組みました。

 

これまで、ハイアングル、ミドル、ローアングルの三種類しか認識して使っていませんでしたが、紐解くと、ハイポジションからのハイアングル、ミドルポジションからのハイアングル…etcというように、多岐にわたる使い方があることを知ります。

 

撮りたいイメージのために

どんなアングルで

どういった効果を狙うのか。

 

引き出しが多ければ

その分

どの引き出しを使うかの選択が問われます。

 

標準レンズでは

被写体を前にして

どの投げかけでどのアングルで

どのようにトリミングを整理するか。

脳みそが情報処理を全力で行います。

 

 

 

冒頭でも触れましたが、

私自信が写真を撮られるのが苦手ということもあり、望遠レンズから撮影始めることが多いです。

もちろん、望遠レンズからスタートする理由は他にもありますが、

大きな理由の一つが

「被写体との距離を測る」

ということです。

 

いきなり踏み込むのではなく

被写体の心情

カメラマンとの心の距離

を少し離れて冷静に見つめます。

 

今回の撮影も、望遠レンズからのスタート。

 

妹の着物のソロ写真から開始。

「可愛く変身する」

ということに笑顔をほころばせている彼女は、撮影がスタートしてもその笑顔は変わらず。

私の1の投げかけに10返してくれます。

 

少し緊張していた姉は

妹の撮影を見ているうちに

だんだんとその緊張がほぐれ

私への心の距離が近くなっていくのを感じました。

 

2シーン目の姉妹2ショットでは

まず望遠で距離を取って

2人の関係性のショットや

身体を動かして撮影し

リラックスしてもらい

楽しさを爆発させます。

 

撮影スタート時から少しずつ縮めた

彼女たちと私の距離

 

あ、いまだな

 

そう思い、標準レンズを手に。

 

私と彼女たちが直にコミュニケーションを取れる距離感で、そしてミドルポジションからのハイアングルを狙うことにより、若干の上目遣いで少しいたずらっぽい雰囲気を出し、広角ぎみで少し近づくことで私と彼女たちで作り出したこの撮影の空気感を表現します。

 

 

撮られるのが苦手な私だからこそ

見える物差しがあるんだな

そんなことに気づいた1枚です。

 

photo by tansho

codi saya

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