Staff BlogKokubunji

NANA
国分寺店

佐藤那奈

秋田県出身
7年間美容師をしておりました。
物心ついたときからお人形の前髪ザックリ切ったり、ヘアアレンジして遊んでました♪

・着付け
・ヘアメイク
・コーディネーター


「空間の中に理想空間を」

2019/7/18

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私達は日々撮影をしていく中で、現状で成り立っている空間の中にもう一つ理想の空間を作り出す作業をします。

ステージ(舞台)にストーリーとなる空間を作るまさに舞台演出家です。

緑のお部屋は今年新しく作ったお部屋です。この部屋を作るにあたり今までにないような空間になるように様々なインテリア空間、部屋の写真を見てはイメージを作り上げていきました。しかしここは生活スペースではありません。イメージした部屋の空間を写真が撮れる空間にしないといけません。

ワンフロアの国分寺店はその時々で椅子やベッド、ソファー、小物を置いて空間を作り上げます。

新しい緑のお部屋はまだ未開の地と言っても過言ではありません。

ここからまたどんどん変化があり、色んな写真が生まれて行く事でしょう。

 

お部屋ができて3ケ月が経つ頃、遊びに来てくれた少女。

今回で3回目の来店です。初めてライフスタジオ国分寺店に遊びに来てくれた時は3歳でした。その時私はコーディネーターで入り、今回5歳になった彼女に久しぶりに会いました。

丸々とした目がとても印象的で透明感のある魅力的な子です。

身長が伸び何だかお姉さんさんになっていました。洋服を決めながら話をしていくうちにどんどん彼女は彼女らしさを出してきます。

天真爛漫で同じ空間にいるだけで私たち回りを笑顔にさせ、一瞬で彼女の世界に引き込まれてしまいます。

そんな彼女に新しい緑の空間でもう一つの世界、彼女がいる事で理想空間が作れるのではないかと思いました。

彼女が着ているワンピースはママとお揃い。白地にブルーの蝶の刺繍が施されたワンピース。彼女の雰囲気にはピタリの衣装。サラッと着ているだけだけど全く物足りなさを感じさせないのは持ち前のくるんとカールした髪の毛や、白い肌、クリンとした澄んだ目、屈託のない笑顔。すべてがマッチしているからだと思います。

緑の空間はぱっと見、部屋感はなく壁の下にははタイルが張られており、何かコンセプトがある訳でもない抽象的な空間と言えます。

そこに彼女の雰囲気がマッチするナチュラルな色の木製の椅子を置き、ブランケットを畳んでもらいます。すると一気に彼女の部屋が生まれた気がしました。

 

この光景は撮影者の撮るアングルによって何を表現したいのかが変わってくると思います。

例えばローアングルからの撮影をした場合彼女の表情に目がいくと思います。ブランケットをどんな気持ちで、どんなテンションで畳もうとしているのか。そんな光景が映し出されるでしょう。ではこの写真のように水平アングルではどうでしょうか。

水平アングルでの効果は私達が普段目で見ている先を映し出す事によって日常的な親近感を生むことができます。一歩ひて彼女の生活を覗いているような。

空間の中にもう一つの空間が表現できた。そう感じることができました。

 

私はカメラマンではないので、自分の演出した取り組み、カメラマンと共に作り上げたものが最終的な写真75cutの結果物となるまでどう映し出されるのか分かりません。

しかし私自身カメラマンの目を、頭を持つ事によって、空間撮影をいろんな角度から見て演出したことがもっとできるのでないだろうかと、今回カメラアングルやカメラポジションについて学び少しでも取り入れる事ができたと思います。

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