Staff BlogKokubunji

ジョン
国分寺店

joung

2000年11月日本に来日。
2007年にライフスタジオの代表、李社長と出会い写真業界に入る。
2009年に現在の会社を設立。
lifestudio kokubunji 店open, 
写真日和原宿スタジオ、
Beyondbiyoriレンタルスタジオ運営
*座右の銘は「正射必中 」
*趣味はボクシング
現)早稲田大学院政治学研究科在学中

カンボジアの人々

2019/5/31

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小学生の頃かな!

1984年制作された『キリング・フィールド』(The Killing Fields)という映画を学校で団体で見に行ったのを覚えている。カンボジアという国について、私が知っていた情報がそれがすべてだった。小学生頃に見たこの映画はとても怖かったと記憶していた!

 

 先日、ライフスタジオの湘南店と下関店で活動していた「カンボジアの支援活動」に初めて参加した。朴社長から何年前から誘われたけど中々行けなかったがずっと気になっていたので、今年の社員旅行はスタッフ達のみで台湾に行く事にして私はカンボジアに行く事にした。

 

行く前に最近の情報を全く知らないと学生達と話すのも良くないと思い、ネットで少し調べてみた。

カンボジアが、7%の高成長率を持続しているのはなぜか? 最近の経済発展について、 「三菱UFJリサーチ&コンサルティング」のレポートによると以下のように要約している。

 

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○カンボジアは、ASEANで最も貧しい国のはずなのに、首都プノンペンでは高額消費ブームが起こっている。プノンペン市内では、近年、高級コンドミニアムの建設ラッシュで地価が急上昇しており、こうした地価高騰を背景に、不動産開発用地の売却で巨額の資金を手にした「にわか土地成金」が高額消費の担い手になっていると見られる。

 

○低廉だったカンボジアの人件費も、近年、急速に上昇している。最低賃金は、2012年には月間60㌦/月という破格の安さであったが、その後、毎年上昇して、2018年には170㌦/月となった。これは、隣国ベトナムの地方部における最低賃金よりも高い。最低賃金の急上昇は、国際競争力を低下させ外資企業のカンボジア進出にもマイナス影響が出るとして、外資企業や国際機関の間では、懸念が広がった。

 

○投資先としてのカンボジアは、裾野産業の欠如、教育水準の低さ、電力価格の高さ、といった問題はあるものの、若年層が多く人口動態的に見て将来有望であることが大きな魅力である。

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湘南店や下関店でのSNS等で今回の活動については色々紹介しているので、私は高校生達と触れ合って感じた内容だけ少しblogで紹介したい。

 

現地で長年間活動している方の話を学校の教育部分だけ整理すると、

 

「学校の先生は国から給与をもらっているのに、裏金を出さない学生には丁寧に教えない事が蔓延している。その影響で中学生の進学や高校の進学時に学校をやめる学生が多い。

なぜならば、先生にお金を支払う事ができず、試験に合格できないと思って自ら進学を放棄するという悪循環のシステムが生まれている」という!

 

 

2017年度のカンボジアのGDPが約223億米ドル(IMF推定値)で、

これは、1975年の韓国の当時GDP(210億米ドル)に近い。ちなみに、日本は当時5,000億米ドル。韓国も貧しい国だったが、親の教育熱は1970年代でも凄かった。自分たちが勉強をしてないから貧乏な生活をしていると思って、借金をしても子供の教育にはすべてを掛けた。それが国民意識を大きく変化する事に繋がり、大きな犠牲はあったものの「民衆化運動」や「漢江の奇跡」と言われた経済成長を成し遂げたと私は思っている。

 なので、間違いなく、今後経済成長するこの国だが、ひとつ心配なのがこの腐敗した教育現場だと思った。ポル・ポト政権下で知識人や文化人等が大量虐殺されて、その影響は未だに大きいと感じる。

 

しかし、「三菱UFJリサーチ&コンサルティング」のレポートにも出ているように、この国も魅力は、教育水準の低さといった問題はあるものの、若年層が多く人口動態的に見て将来有望であることが大きな魅力であると思う。

 

さらに、カンボジアの人々の笑顔はとても魅力的だった。

 

今まで色んな国を旅したけど、こんなに素敵な笑顔で挨拶してくれるのは初めてかも知れない。

見知らぬひとでも目が合うと自然に笑顔を見せる。

本当に気持ちが良い民族だと思った。

*市場で肉を売る女性、カメラを向けると良いと言いながら恥ずかしいかったようだ。

*この方は牛と一緒に撮影したいと提案をしてくれた。他の家よりも牛が大きいし肉も付いている。大事にしているのが分かる。

*カッコイイ親父、筋肉も顔も素敵な方

*韓国の軍服を着ているとてもシャイで謎が多いひと。出足が長くて顔も小さい。

後で写真を渡したが子供達が彼の写真を叩いているのを見ると普段は子供達に厳しい方かも知れない!

*一度心を開くと村を移動してもずっと全員でついてくる。元気な子供達だ。

 

*何年間も活動しているメンバー達は地元の子供達と遊ぶのも慣れている。

*メコン川で泳いている青年に「撮影しても良いの?」と質問したら、自分の弟の裸を見せてくれた。

 

今回の写真教育では、撮影方法以外にも、若い学生達にこう話をした。

「韓国も私が生まれた当時はもっと貧困な国だったし、カンボディアは感性を養う為にはとても良い環境で有ること、

 何十年後にはとても豊かな国になるという事、

 また、写真を撮る事は、

「自分を知り、自分が見ているこの世の中を感じ、元気で生きる事である」

 という話もした。

今回の旅で彼らと出会った事に感謝する。

そして、この活動を継続してきた朴社長及びメンバー達の努力にも感謝をしたい。

微力でも若い彼らに良い刺激を与える事ができるのであればこの活動を続けたいと思った。

来年度からは、国分寺店メンバー達も参加できるよう、情報共有をしたいと思う。

 

*ちなみに、今日大学院の先生にカンボジアの話をしたら、似ている活動を記録した有名なドキュメンタリー映画を紹介してもらった。

来年度からの楽しみが増えた感じがする。

今回も映像で記録すれば、良かったなと少し後悔をする。

https://eiga.com/movie/53985/

 

 

 

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