Staff BlogKokubunji

ジョン
国分寺店

joung

2000年11月日本に来日。
2007年にライフスタジオの代表、李社長と出会い写真業界に入る。
2009年に現在の会社を設立。
lifestudio kokubunji 店open, 
写真日和原宿スタジオ、
Beyondbiyoriレンタルスタジオ運営
*座右の銘は「正射必中 」
*趣味はボクシング
現)早稲田大学院政治学研究科在学中

「DIY Communication 」 なぜ、ライフスタジオの多くの店舗では「インテリア工事をスタッフ達と一緒にやるのか?

2019/3/27

312 0

DIY Communication

なぜ、ライフスタジオの多くの店舗では「インテリア工事をスタッフ達と一緒にやるのか?

 

今月春の国分寺店のインテリア工事をしながら考えた言葉だ。工事が終わってゴミ処理や家の倉庫に残った工事材料を見ながら、本当に無駄も多くて面倒な作業だなと思った。この機材と材料があれば、「年に3店舗位工事をしないともったいないな!」とKB君に冗談で話をしたのを覚えている。

 ある程度使用しないと機材も材料も中途半端に使えなくなるので。

インテリア工事の手順を簡単に説明すると、まず、イメージ集めと図面を作成(手書き)、材料購入、解体や片つけと養生作業、木工事、ヤスリとバテ作業、ペイント作業、小物設置、掃除、

最後にゴミ処理。

 

一番時間がかかるのは、イメージ集めで

一番面倒な作業は、材料購入と最後のゴミ処理と後片つけ

だと自分は思っている。

 

かなり手間もかかるし、面倒な作業である事は間違いない。

 

費用について考えてみると、

 

インテリア工事を専門家に依頼した場合、

 

①「設計から依頼するのか」、②「必要な部分だけ依頼するのか」によっても変わってくる。

 

*設計からすべて依頼すると、工事担当まで設計士が全て手配してくれる。その分、工事代金と設計費が発生する。最初に新しい店舗を始める時に、コンセプトが明確で予算が十分あれば、この方法が一番良いと思っている。

 

*必要な部分だけお願いする。

電気、左官、配管工事など、特殊な技術が必要な場合、その分野の職人さんに直接依頼する方法がある。これを上手くする為には、普段から職人さんとの繋がりがあり、ある程度工事の知識が必要で全体的な工事を見ながら調整をする必要がある。

 

費用だけで考えると、2番目の方法が安くなるのは間違いない。

 

それぞれの工事の状況によって何を選ぶかを判断すれば良い。

 

インテリア空間はライフスタジオの強みの要因のひとつであると思っている。

なぜ、ライフスタジオの多くの店舗では「インテリア工事をスタッフ達と一緒にやるのか?

それは、この費用だけでは十分な説明にはならない。

 

あくまで個人的な意見だけど、自分の持論はこうだ。

 

ひとつは、インテリア工事はスタッフ達との交流の時間でもある。お店を運営していてスタッフ達と普段どんな話をしているのかを考えてみた。 写真の話や売上の話、接客の話など運営に関わる話は沢山するけど、それだけでは強い組織の形成には何かが足りないと思っている。

 

店舗を運営する上で大事なことはメンバー達の共通意識(内部文化)が大事でインテリア工事も社員旅行も一緒に同じ本を読む事も、そういう足りない部分を埋めるイベントのようなものである。

 

普段の姿とは違う作業着を着て、木材を運びながら、慣れないビスを打つと自然と違う話題の話になる。正直、作業に慣れてないスタッフと一緒に作業をするのはとてもエネルギーが必要。

実際にオーナー達のような工事に慣れている集団が集まって工事をすると、黙々と自分の仕事を勝手に探してやる。スピードも全然違う。作業に慣れないスタッフ達と工事をすると、まず安全管理を徹底して、適度な仕事を与えて、細かく作業の確認をしなければならない。

 

最初にインテリア工事に参加すると、何をどうすれば良いのか?何も分からないのが当然の事である。工事をしているとスタッフ達の色んな性格が見えてくる。

 

普段、スタジオ現場で一緒に仕事をしない私にとっては、このメンバー達が普段どのように仕事をしていて、今どんな状態なのかを把握できる。インテリア工事は体力も使うけど、頭を使う作業なので、順番を間違えたり、手抜き作業をすると、間違った結果がすぐ分かる。

上手とか下手の問題よりもどのように作業に取り組んで完成まで完結するのかが大事。

なので、私はあまり細かくは言わないで作業をしながら黙々と彼らを観察する。

ふたつ目は、自分で撮影空間を考え制作する事は成功体験に繋がる。

 

今回のインテリア工事の案はすべて現場のスタッフ達が考えて提案したものである。長い時間、スタジオで撮影をすると、あまり撮影で使わない空間が生まれてくる。限られた時間で高いクォリティーを出す為に自然と一番撮影が撮りやすい場所を選んでしまう。そのため、あまり使わない空間、いわゆる「デードスペース」が自然と発生する。

 

 それは、日々撮影をしているスタッフ達が一番よく分かる。そのデードスペースをどのように変えていくのかを考えて、自分たちで改善していく。

 改善された場所で日々撮影をすると、また、新しい発見が生まれてくる。計画通りに工事をやったけど、実際に撮影して見ると何かが少し足りないとか、こうすれば良かったとか。

 

失敗しながら少し改善して行く。

 

住むための場所ではなく、イメージしている写真を撮る為の空間なのでそれを伝えるのがとても難しい。作業をしながら変更する事も多い。

設計士に簡単に頼めない理由もそこにある。

初めて見る空間でも、光を把握し、空間をどのように制作するのか、また費用はどの程度かかるのかを瞬時に頭の中で計算できるまでレベルを上げる必要がある。その為には真剣にやらないと本当の自分の力にはならない。

ライフスタジオのようなシステムでは10回以上撮影に来られるリピーターのお客様もいらっしゃる。新しい空間を提供できる喜びとスタッフ自身で制作した体験は相乗効果が生まれて来ると思っている。

今回も作業を終えて、満足しているスタッフ達を見てこんな事を思った今月だった。

 

*ライフスタジオ国分寺店の予約状況は以下で確認できます。

 

https://www.lifestudio.jp/reserve/

 

 

 

この記事をシェアする