Staff BlogIchikawa

藤肥孝幸
市川店

藤肥孝幸

映画『ウィンストン・チャーチル』

2019/1/21

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第二次世界大戦が始まった翌年、イギリスでは挙国一致内閣が生まれる際、辞任に追い込まれたチェンバレンの代わりに、チャーチルが新首相に選ばれる。しかしその前途は多難で、その就任早々ドイツ軍がベルギー、そしてフランスに侵攻し、連合軍はあっという間にダンケルクの海岸に追い詰められていく。一方、党内ではドイツと和平交渉を求める勢力も強く、チャーチルは孤立無援の状態で、国難に立ち向かわなければならなかった。

チャーチルが首相に就任したまさにその日に、ドイツ軍がベネルクス3国に侵攻を開始し、西部戦線が開かれた。そしてダンケルクの撤退となるわけだが、本作はチャーチル就任から撤退完了後の下院演説までの27日間を、実話にのっとって描いた。最大の見所は、一世一代の熱演を見せているゲイリー・オールドマンのチャーチルだ。話題となっている特殊メイクも素晴らしく、途中からメイクである事すら忘れていくほど。とにかく“強気”のイメージが歴史に残るチャーチルだが、ここでは自分の信念が揺らぎかける人間らしさも垣間見せながらも、「有事の際の国のリーダー」がいかにあるべきかを描いている。

今回は映画では描かれていないチャーチルとヒトラーについて少し言及して今回の感想としたいと思う。

よくユーチューブでチャーチルについて動画を調べてみると、必ずと言っていいほど対比させるようにヒトラーの事が出てくる。それはこの二人が同時期に国のリーダーであったこともあるが、それぞれが国民に対して違った勝利を約束し、国をあげてお互いを倒しにかかった事が大きいのではと考える。また二人は対照的な性格である。チャーチルは議論を行いヒトラーは議論を弾圧した。そういったことからこの二人の存在は歴史的にも重要なのかもしれない。

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