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投稿日:2018/12/14

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高熱との格闘

先週、月初めのライフスクールを終えて帰宅すると、眠そうにベットで息子が帰りを待っていました。

図書館で借りた「しんかんくん、うちにいく」を何回か読むと自然とまぶたとまぶたがくっつきます。

それにしても何だか体温が高め…一瞬の予感が次の日的中することになります。

 

LINEには39.9度の熱がでたという旦那からの連絡。

オーマイガー・・・

家に帰ると泣き声が聞こえ、そこから高熱にうなされる彼との高熱地獄が幕を開けたのでした。

 

からからに枯れた唇は皮がはがれ、口も閉じれないほどです。

もうろうとし泣き続け、そして、意味不明な言葉をずっと叫び続ける彼。

熱でどこか脳がやられてしまったのではないか・・・不安が押し寄せてきました。

私以外は受け付けない彼を抱っこしながら、理解できない泣きの要求。

「あかかない〜」「あなな〜」

と必死に抱っこを求めてくる・・・まるで赤ちゃんの頃に戻ってしまったよう。

やばい、これはシンドイ。

 

彼を心から受け止められない私がいました。

彼の要求一つ一つにイライラしてしまうようになったのは、いつからだっただろうか・・・

意思疎通が取れるようになった彼に要求してばかりの自分だったと気づきました。

ちゃんとして!その無言のメッセージを私の態度から

彼はいつも受け止めていたのだろうと感じました。

 

下の子が生まれてきたら、自分とママという関係が終わってしまうのではないかということをどこかで感じているのだといいます。

今回の出来事も心の中の不安が高熱と一緒に爆発したのかもしれません。

それで、もう一度子どもとの関係を考え直すことにしました。

 

赤ちゃん返り

赤ちゃん返りをするのは、いわば、「自分の存在価値」を確認したい、という気持ちなのだといいます。

たとえ赤ちゃんのように何もできなくても、自分の存在は大切なんだ、ということへの自信です。

ついついお兄ちゃんでしょと言いたくなるのですが、

親のスタンスは、上の子には「まだ、○歳」下の子には「もう、○歳」で対するのが正解だそうです。

 

子どもの叱り方

一般では叱ると怒るは違う、と言われます。

「叱る」というのは、相手のよくない部分を気づかせ、改めさせること。

善悪を分別する事が目的であり、「相手のために」叱るということです。

しかし、「怒る」のは、「自分の感情」をぶつけることです。

自分が腹を立てているのを相手に分からせたい、自分のイライラを発散させたい、「自分のために」怒っているのです。

怒るのではなく、私たち大人が正しく叱るということを心がける必要があるのです。

 

叱る時間は、短く、一対一で。目を見ながら叱る。

叱った後は、必ず抱きしめ、愛情を伝える。

「親が叱ったのは、自分の行動であって、自分は愛されてるし、信じられている、受け止められている」

そう分かるように。

 

わかっていても、イラっとすることはありますが、

彼がこれから幸せな人生を歩むために叱るというのを意識して

私自身自分の感情を整理している最中です。

よかったのは、下の子が生まれるまでの期間に

息子との関係を見直す時間を持つ事ができたこと。

 

お熱がさがって、お風呂ではがれた唇の皮を持ちながら言った彼の一言。

「これでちゃんと話せるわ」

・・・唇の皮のせいだったのか?はわかりませんが、

彼なりに理由があるのだということは、しっかりわかりました。

子どもって面白い。

 

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