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life studio 美しい3期生
投稿日:2017/4/10
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leehyeyoung
始めに-.
「ライフスタジオの写真は何ですか?」という質問に、「美しい関係について表現するのではなく、関係していることを美しく表現すること」だと答えます。文章の前に出ている「美しい関係」とは、既に存在している関係を意味しているのだと思っています。人と人が出会う事自体が、すでに美しいということです。女性と男性が出会い夫婦となること、子供と父母が出会い家族になること、学校で出会う友達、社会で出会う同僚。世の中には「私」という人が「あなた」という人と出会い、関係しているということ。「生」という流れでみると美しい遭遇といえるでしょう。
文章の後ろの部分にある、「美しく表現する事」は、すでに存在している事を新しく作っていくということであり、意志と行為、目的に向かう実践の意味だと考えます。そのような理由により、ライフスタジオの多くの人々は、自身と偶然出会った「あなた」と縁を結んでいくのです。それを通し、私達は社会で「関係の形成」を学んでいきます。その過程において、新入社員とライフスタジオという会社が、初めて出会い、お互いに紹介します。そのように始まった新入社員教育の過程が、もう3期生を迎える事になりました。
相互的関係-
「社会」という概念の中には、相互共有、制度と組織形成、秩序の維持、構成員の再生産等があります。先に述べたように、「私」と「あなた」が相互的に関係しなければならないという当為性を内包しており、組織もまた社会の中に、構成されている形態でもあります。つまり、組織は相互作用により成されるというのが一般的な概念でありライフスタジオの中では「投げて受ける」という言葉で関係について話をしています。
新入社員教育の講義は、「ライフスタジオ」から構成されています。10年という時間を持続してきながら作られてきた「ライフスタジオ」そのもの自体が入っているのです。会社の企業理念、歴史、哲学がライフスタジオの言葉で使われ、その中にいる人々が講義を行い、「ライフスタジオはこういうところです。」と、説明をします。そして、ライフスタジオの方法を用います。それは、「自分の主題を決める」という疎通の時間です。説明するような一方的な講義だけでは、お互いに知る事はできず、探索して終わりを迎えるでしょう。自分をあらわし、あなたを知っていく過程が新入社員教育だといえるでしょう。全ての原理がそうです。ライフスタジオを訪れるお客様に、一方的な行動を振舞う事はできません。お互いに疎通する過程で撮影はより楽しく、お客様に本心から歩み寄る方法は、私達を先に、正直に見せていくことです。個人と組織という相互関係がお互いを理解していく時間として新入社員教育は進行されています。
目標-
ライフスタジオに新しく入る新入社員にとって、教育の3ヶ月は、本格的に入社するための準備の段階です。つまり、準備を完了する事が目標だと言えます。学校に通うのは「学ぶ」という事自体が目的です。内容は一般的で、普遍的な事を基準としています。会社は特殊性を前提としています。そのため、会社の持つ性質により、目的と目標が違うこともあります。研修期間は、自身が入社する会社に対して全般的なことを学びながら実務に本格的にでれる体制を備える期間事です。
本社で共通した時間に新入社員教育を行うようになったのは、最近の事です。研修期間が店舗で個別に行われていたのは、写真館の特性上、店舗で撮影を行い、現場での直接的な教育の形態を選択したからです。例えば、「カレーを作るためにはお肉と野菜を切り、鍋に入れ、油と一緒に炒める。そして水を入れ、カレーのルーを入れて混ぜる」という方法でした。作りながら、選択した材料の種類と成分について学びます。そのため、各自が整理するという役割が大きかったのです。現在の方法は、材料について理解できる理論の授業があり、どんな材料を使うのか、お肉をなぜ入れるのか、お肉と野菜の重要な成分は何なのかについて、別で学習を行い、実務を行うのです。教育の部分出で、役割分担されたため、以前の方法よりも鮮明で、体系的に研修を行うことが出来ます。
3期生の教育が始まり1ヶ月が過ぎました。残りの1ヶ月、どのようにしたら準備をうまく完了できるでしょうか?教育を行う立場としては何を準備し、店舗ではどのように?教育を受ける人はどのようにしたら、私たちは目標とした新入社員教育を達成できるでしょうか?教育を担当する者として、私の考えは、自身がやるべきことを準備することです。教育は、9週間のプログラムで組まれています。理論と実務の講義が合わさっており、一緒に食べる食事、発表、そして最後の内容までのプログラムを準備しました。この内容が円滑に進行されることが準備をうまく完了することであり、その過程の中で関心を持ち、新入社員が店舗で活動する姿を共有することが担当者の準備です。店舗の担当者は、店舗の特色に合わせて準備を行います。仕事を行うには順序があります。店舗で朝行う仕事と、午後に行う仕事が順序として決まっており、お客様が店舗に来られ、お家に帰るまでの順序があります。形式は、店舗ごとに同じですが、内容の面では、各店舗の特色が存在しています。店舗の性格に合わせ、新入社員が仕事を学べるように準備するのです。店舗の人々が新入社員に対して好奇心と関心を持つのは当たり前の事です。慣れていない関係から来るぎこちなさも、当たり前のことであり、いろいろと言ってあげたい言葉が多いのも当たり前の事です。投げて受ける事の過程で時に、互いに苦痛にさいなまれる事があったとしても、持続するためには耐えなければなりません。
新入社員がやるべき事としての準備は、ライフスタジオに深く入る自分自身を準備する事です。ライフスタジオが特別に他の会社と違うわけではなく、会社は、全て各々の特殊性を備えており、その中でライフスタジオは、多様で違う姿を追求していています。変化と発展の形態が全て違うのと同じです。私達は、指向することにポイントを置いています。「人」という普遍的なことを重要としていますが、その中に「どのような姿」という人に、より価値を置いています。各自どのような姿の人として準備をするようになるでしょうか?4月が楽しみです。
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