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青山店
写真分析 ミルクバス①
投稿日:2024/1/19
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■家族の優しい時間の提供
・撮影者と被写体の関係は変わらない
・緊張はするし、カメラを嫌でも意識をする
・家族の優しい時間を演出する“コンテンツ”が必要
以上のことから、家族の時間を演出するためにミルクバス撮影を始めました。
もちろんミルクバス以外のコンテンツもありますが、あくまで柔和な優しい写真、そして私たちの環境と理念とすり合わせ、導入を決めました。
■ミルクバスは3構成で出来ている
①入浴前の脱衣②入浴③体を拭き着替える
大きく分けて3つテーマで構成されています。
個人的にこれらには以下の要素が強いと考えています。
- 子どもを着替えさせる日常的なやさしさ
- 小さなバスタブに入る可愛い姿
- 体を拭く親のやさしさ
3つに砕いてみると、クライマックスをどこで持っていくのかが明確になり、どのようにテンションを引っ張っていくのかが、わかりやすくなります。
現在私は③をクライマックスに持っていくことで、家族の優しい時間の表現に挑戦をしました。
■優しい時間はどこに
総合的に親のやさしさの上に成り立っているコンテンツではありますが、3つの構成の中で一番優しさの表現に向いているのは、③の体を拭くシーンだと考えています。
③に有って①②にないものは、親の細部に渡る配慮の部分だと思います。
例えば、髪の毛が濡れていたら風邪をひいてしまうかもしれないし、脇の下などに吹き残しがあれば、洋服を着てもびっちゃりと濡れてしまい不快感が残ってしまう。
わが子の体を拭く行為の中には、一瞬撮影空間と言う事を忘れ、いつも家でわが子を拭く姿が垣間見えることがあります。
その瞬間に、親御さんのいつものやさしさがフワッと表現されるのだと思います。
私はその瞬間を間違いなくとらえる事。
■しっかり撮る
テーマが決まれば、あとは撮るだけです。
今回は大きな冒険をせず、しっかりと撮る事で十分だ!と考えていました。
何だかよくわかっていなそうなきょとんとした表情が、何とも言えず、素朴な瞬間を強調してくれます。
頭の拭き方、お子様の表情、タオルにくるまれる可愛さ、無垢な感じ。
今回は前途した内容を表現出来た写真が撮れたと思います。
今後も“家族の愛情が実感できる”の表現に挑戦して参りたいと思います。
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