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青山店
scrollable

写真分析 少し真剣すぎる時も。

投稿日:2021/12/20

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aoyama

photo:gomei

codi:Nishi

 

青山店はフラットな光が入る店舗。と称される事が多いですが、冬の時期だけ強い光が差し込む時があります。

 

鋭角に強い光がビシッと入り、窓枠綺麗に型どった様な自然光です。

カメラマンならその光をみたら、

「うまく使ってやろう!」

なんて意気込む様な光です。

天候によって左右されるものですから、出会ったら使ってみたくなるのは、私も例外ではありません。

光が強いわけですから、自然光で陰影をつけて撮影がする事ができるのです。

 

光の当て方にもよりますが、陰影がつくと一般的には、ドラマティックな印象を与えるそうです。

では、どんなドラマを作ってみようか。

 

この写真はラストシーンのきょうだい写真で撮られたものです。

そこまでの情報で2人の感じを表すと「なかは良いけど、喧嘩も多い」てな感じです。

最初は一緒の事で遊ぶのですが、すぐ喧嘩になってまう。

ならば、2人が何かを一緒にやっている所を撮ることで、なんだかんだ言っても仲いいじゃない!そんな感じの写真を撮ろうじゃないか。

 

光の中に入れてしまうと、強い影と床の反射で訳の分からない写真になってしまう可能性大!ですので、ちょい影の部分に座ってもらい直光を避けます。

端的には影なのですが、影の中でも光源に近いところは明るく、離れるにつれて暗くなるわけですから、階調ある綺麗な陰影を作るには、今回の選択は合っていたのだと思います。

 

カメラを1つ持ってもらうことには、2つの効果を期待しました。

1つ目は、一緒に遊んでいる画作りの為です。

例えば2つのカメラを渡したらどうなるでしょうか。

きっと別々に遊ぶ様な感じになり、一緒に遊んでいる雰囲気は中々映し出せないのかも知れません。

ならば、一つのカメラに絞って、喧嘩にならぬようか、なる前に撮ることが必要です。

2つ目は顔を下に向けてもらい、床の反射光を顔に当てる事です。

やはりその顔は見せたい所ですので、明るく売るしたい所です。

 

さぁ、異常で準備は終わりです!

後はボタンを押すだけ!

 

写真は陰影効果があり、ドラマティックな印象になったのではないでしょうか。

喧嘩もするけど、それは二人とも遊びに素直だから、少しばかり真剣になりすぎてしまうことも。

そんな2人の特性に、少し味付けした様なものだと思います。

2人が大人になっても見られる写真であります様に。

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それは、出会う全ての人が生きている証を確認できる場所になること。
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