Staff Blog
青山店
写真分析 少し真剣すぎる時も。
投稿日:2021/12/20
1567 0
aoyama
photo:gomei
codi:Nishi
青山店はフラットな光が入る店舗。と称される事が多いですが、冬の時期だけ強い光が差し込む時があります。
鋭角に強い光がビシッと入り、窓枠綺麗に型どった様な自然光です。
カメラマンならその光をみたら、
「うまく使ってやろう!」
なんて意気込む様な光です。
天候によって左右されるものですから、出会ったら使ってみたくなるのは、私も例外ではありません。
光が強いわけですから、自然光で陰影をつけて撮影がする事ができるのです。
光の当て方にもよりますが、陰影がつくと一般的には、ドラマティックな印象を与えるそうです。
では、どんなドラマを作ってみようか。
この写真はラストシーンのきょうだい写真で撮られたものです。
そこまでの情報で2人の感じを表すと「なかは良いけど、喧嘩も多い」てな感じです。
最初は一緒の事で遊ぶのですが、すぐ喧嘩になってまう。
ならば、2人が何かを一緒にやっている所を撮ることで、なんだかんだ言っても仲いいじゃない!そんな感じの写真を撮ろうじゃないか。
光の中に入れてしまうと、強い影と床の反射で訳の分からない写真になってしまう可能性大!ですので、ちょい影の部分に座ってもらい直光を避けます。
端的には影なのですが、影の中でも光源に近いところは明るく、離れるにつれて暗くなるわけですから、階調ある綺麗な陰影を作るには、今回の選択は合っていたのだと思います。
カメラを1つ持ってもらうことには、2つの効果を期待しました。
1つ目は、一緒に遊んでいる画作りの為です。
例えば2つのカメラを渡したらどうなるでしょうか。
きっと別々に遊ぶ様な感じになり、一緒に遊んでいる雰囲気は中々映し出せないのかも知れません。
ならば、一つのカメラに絞って、喧嘩にならぬようか、なる前に撮ることが必要です。
2つ目は顔を下に向けてもらい、床の反射光を顔に当てる事です。
やはりその顔は見せたい所ですので、明るく売るしたい所です。
さぁ、異常で準備は終わりです!
後はボタンを押すだけ!
写真は陰影効果があり、ドラマティックな印象になったのではないでしょうか。
喧嘩もするけど、それは二人とも遊びに素直だから、少しばかり真剣になりすぎてしまうことも。
そんな2人の特性に、少し味付けした様なものだと思います。
2人が大人になっても見られる写真であります様に。
この記事をシェアする
サイト内投稿の検索
- トップ
- Staff Blog
- トップ
- スタジオ紹介
- 青山店
- スタッフブログ
- 【ユーチューバー】 Kazuma Gomei
- 写真分析 少し真剣すぎる時も。