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青山店
仙台市泉区の写真館 べたーん。
投稿日:2020/2/14
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lifestudio sendai
photo:gomei
codi:chiba
■あかちゃんの癖を見つけてみよう
近頃は子供の生活ペースに大人が合わせていくことがだんだんと慣れてきましたが、やっぱり気を抜くとダメですね。
里帰り出産を終え、同居が始まってみると、想像していた以上に自由な時間がないことに驚きます。
インスタを投稿する10分がなかなか捻出できない自分に、少し可笑しくなってしまいましたが、本当に驚きです。
男性で社会人の私がこのように感じているのですから、付きっ切りで見ているママ達は本当にすごいなと心から関心をし、尊敬します。
ですが、帰宅後の少しの時間ですが、不器用ながら世話をしていると、癖を知ることもあります。
癖というより、大人からすると謎です。
例えば我が子は、かゆいのか眠いのか、異様な強さと速度で顔を何かにぐりぐり押し付けるとか。
何かしらの癖みたいなものを発見すると、またそれも可愛いななんて思います。
大人がふっと笑ってしまうようなそんなことも。
撮影は大体60分くらいを予定していますので、その短い時間に1つでも見つけることができればみっけもんです。
でもほんと一瞬の出来事なので、見つけた時は頭よりも体をうごかせです。
感覚的には、流れ星を見つけた時に近いような。
■じっくり見るか、近くでみるか
これはカメラマンのスタイルに大きく左右されるので、正解はないと思います。
私は近くで見るタイプで、標準レンズをつけて撮影することもが多いように感じます。
使用レンズによって特性と焦点距離が異なるので、その瞬間の冷静さも異なります。
私の場合は、望遠レンズをつけると静寂の中にいるような感覚で、一枚一枚を確かに切り取る!そんな感覚です。
逆に標準レンズをつけて近くで撮影する場合は、もっと俊敏にダダダっと撮る感覚です。
私には後者が似合っているような気がします。
50mm以上の焦点距離を使って撮ることもできますし、35mm以下を使って広くとることもできます。
なんか瞬時の感覚的な部分の選択肢が多く感じるので、このようにいたしました。
■瞬時に遊ぼう
確かこの時の撮影はベッドでうつ伏せをしていました。
大人たちは全員「カワイイ~」と、歓声を上げていると、急に泣き出しました。
うつ伏せをしたくなかったのか、疲れたのか。
泣きながらぼてっとベッドに埋もれるように、手足を伸ばして「もうヤダ」こんな感じの雰囲気です。
なぜだが、このびたーーーーんと寝転ぶ姿を強調したくなり、広角に設定して、手足が伸びて写るようにコミカルに撮影していると。
なんと今の今まで泣いていた子が、こっちを見て「どう?」と言わんばかりの表情を向けています。
子供は子供で大人の反応をしっかりと見ているんですね、なんだかこれが彼女の癖に感じました。
■最後に
色んな写真を撮影しますが、素敵だなと思う写真には共通点があります。
それは、特性が出ていることだと考えます。
被写体なのか、撮影者なのか、何なのか。
何もないものは見ているのがきついものになってしまいますが、何かあることでぐっと面白くなるような気がします。
それは技術うんぬんより大切なことだと思い、平たく言うとカメラマンなら「どんなことを撮りたいか」そんな言葉に集約されるのではないでしょうか。
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