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七五三撮影をするタイミングっていつ?七五三の基本知識と撮影のベストタイミング
投稿日:2019/7/21
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当たり前に行っている七五三のお祝いですが、意外にルーツや意味は知らないものですよね。
せっかくのお祝い行事ですから、理解と知識があると、より楽しく感じるかもしれません。
ここでは、七五三のルーツと基礎知識、七五三撮影のベストタイミングをご紹介します。
◆ 七五三のルーツ(由来)
医療の発展していない昔は、子供の死亡率が高く、無事に成長することを祈る儀式が節目ごとにさまざま行われていました。
「七歳までは神の子」と言われる程に死亡率が高かったようです。
3歳の男女の「髪置き」、5歳男子の「袴着(はかまぎ)」、7歳女子の「帯解き」のお祝いです。
明治時代より3歳・5歳・7歳の3つのお祝いをまとめて「七五三」と呼ぶようになったそうです。
昔と現代でも変わらないのは、わが子の健康と成長を祝う親心といったところかもしれませんね。
◆ 各年齢の意味
写真:ライフスタジオ新横浜店
3歳(髪置)
平安時代には、男女とも生まれて7日目に産毛を剃り、3歳までは坊主頭で育て、髪を伸ばしはじめるのは3歳の春からでした。この髪を伸ばし始める際に「髪置き(かみおき)」の儀式が行われました。
写真:ライフスタジオ新横浜店
5歳(袴着)
平安時代、男女とも5~7歳になると、初めて袴をつける「袴着(はかまぎ)」あるいは「着袴(ちゃっこ)」という儀式が行われました。
この儀式は室町時代に11月15日と定められ、江戸時代以降は、男子のみの風習となりました。
写真:ライフスタジオ新横浜店
鎌倉時代、ひもをつけて着付けていた子どもの着物のひもをとって帯を結ぶ儀式が始まりました。これが「帯解の儀」となったのは室町時代。
男女ともに9歳で行われていましたが、江戸末期から男子は5歳、女子は7歳となり、11月15日と定められたのがもとになっています。
◆ 七五三っていつ何をするの?
11月は七五三の参拝にきた着物姿のお子様と、付き添いの親御様の姿でにぎわっています。
現在は11月15日にこだわらず、親戚一同が集まりやすい休日祝日や、平日休みの方は、平日に参拝に行くことも多く、自由になっています。
厳密にお伝えいたしますと、神社への参拝のみでお祝いの儀式は終わりますが、せっかくの七五三。
お着物を着る機会もそうそうありませんから、皆さん別日に写真撮影をするご家庭が沢山増えてきています。
同じ日に終わらせたんだけど、?
同日に写真撮影まで行うことは、お勧めしません。
神社参拝にかかる平均時間を見てみましょう。
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なんだ出来そう!
なんて思っている方へ、もう少し詳しく所要時間を見てみましょう。
(1)着付け(約30分) (2)神社へ移動(約30分) (3)社務所で受付(約5分) (4)ご祈祷(約30分) (5)神社で記念撮影(約10~20分) (6)スタジオへ移動(約30分) (7)スタジオ撮影(約60分)
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なんと3時間以上も着物を着続けていなくてはなりません。
お子様の小さな体ではヘトヘトでしょうから、スタジオ撮影時に笑顔なんてなかなか出せませんね。
必ず別日に撮影を行ってあげましょう。
もちろん、それだけの時間着ていたら、着崩れやヘアセットの乱れも沢山!
▶【七五三撮影】撮影映えする女の子3歳・7歳髪型のおすすめとは?
◆ 急いで前撮りは意外と危険
写真撮影は3歳5歳7歳の誕生日を迎えてから行うことをお勧めします。
特に早生まれのお子様たちは、焦らなくても大丈夫です。
実質1歳早くで撮影を行うことで、周りのお友達とのペースは合わせられますが、レンタル着物の場合はサイズが合わないことが多いです。
また2歳時の七五三撮影では、イヤイヤ期真っただ中。
着物を着ること自体が困難なケースや、撮影でもじっとしていられないケースが多くなってしまいます。
ですので、焦って前撮りを行うことは禁物ですね♪
◆ 七五三撮影でライフスタジオが大切にしていること
第一にお子様の体調や体力、安全面を重要に考え、お子様に無理のない撮影を心掛けています。
お着物を撮影しているのではなく、お着物を着ているお子様やご家族様、“人”を大切にしています。
そのため七五三撮影でも緊張をほどきながら楽しく撮影ることができます。
写真:ライフスタジオ新横浜店
少しでも七五三撮影のご参考になったでしょうか?
一緒に楽しめる楽しい空間でお待ちしております♪
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