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青山店
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【ライフスタジオの写真】写真分析 ~元気にGOGO~

投稿日:2018/9/27

2620 2

 

yokohama aoba

photo:gomei

codi:Kaori Kobayashi

 

 

 

私は元気な写真がとりたいんだーーーーー!!!!

 

 

カメラマンの私を説明すると、この一言に尽きます。

何故、元気な写真を撮りたいのか。

家で元気でない子はいないと思っているからです。

何故、元気な姿を写真館で撮影する必要があるのか。

自然な写真館ライフスタジオですから、極力一番自然と言われる家での姿に近いものを撮りたいからです。

家は自然なのか。

はい、そう考えます。

 

 

私の自然な写真の考え方はシンプルです。

以上になります。

自然の考え方はいろいろあると思いますが、その中でも私はそのような自然で元気な写真を撮りたいと常々考えております。

元気である必要や義務は一切ありませんが、私はそのような写真を撮りたいと考えていますので、そのようにしています。

 

 

■印象

今回撮影させていただきました兄弟は、兄の七五三撮影でご来店いただきました。

着付けの際は何度か顔を出しながら様子を伺い、いくつかの質問をしました。

 

五明「お名前はなんですか?」

兄「^^」

五明「好きなご飯はなにかな?」

兄「^^」

五明「ウルトラマン好き?」

兄「^^」

 

凄い緊張をしながらもニヤニヤしているだけの時間をよそに、弟君はパパに絵本を読んでもらいながらワアーーーーと満面の笑みで、元気にしています。

最後の弟の名前は何かな?と聞いてみます。

すると消え入るよなか細い声で、教えてくれました。

それもニヤニヤとしながら。

うーーーん、困ったなーーーー、どのようにしていくかと考えると同時に、弟の名前は教えてくれる姿に、ヒントは弟かもしれないな。

そんな考えがよぎりました。

弟君よ、頼むぞ。

しっかりと目線を合わせて念を送っておきました。

 

いざ七五三の撮影が始まると2歳の素早い動きで、フレームインに次ぐフレームイン。

その度にパパさんママさんが、ダッシュで捕まえる。

一見撮影では、まってくれーーーーー!と言ってしまいそうな状況ですが、2ショットの撮影はこれを使って撮っていこうと考えます。

元気な弟を追いかける兄の2ショット。

そんなイメージが出来上がっていきました。

 

 

 

■ホリゾントで撮る理由

 

これはシンプルです。

被写体以外の要素がないので、被写体の魅力がストレートに伝えることができるからです。

写真に写る大きな要素にハウススタジオでは、インテリアがあります。

インテリは要素がとても多いので、カワイイなどの印象をお持ちの方もいらっしゃいますし、雰囲気を決定つける撮影場所としてあります。

例えば兄弟が手をつないでいる姿を想像してみてください。

背景が横断歩道だとすると、兄が弟を面倒見ているような印象を受けると思いますし、背景がテーマパークなら、これからの期待感を感じる写真になると思います。

このくらいインテリアが持つ効果は大きい反面、適切に使用をしないとその効果が悪影響へと変わっていってしまいます。

つまりインテリアも、イメージを具現化する一つの要素として使用しなければなりません。

 

では今回の兄弟写真のイメージは、元気な姿です。

もう少し具体的にしてみると、弟を追いかける兄。

これが簡単なテーマになります。

今思えば、2歳と5歳という年齢差は、とてもマッチしていたように感じます。

 

被写体の躍動感を一番効果的に発揮できる撮影エリアはどこか考えてみると、自ずとホリゾントという考えになりました。

 

しかし難しいのは、ごまかしは効かないという点です。

被写体の印象しかありませんので、その被写体が持つ特別な何かを表せないと、これもまたインテリアとイメージの一致から外れてしまうのです。

ですから安直なホリゾントの使用はおすすめしません。

 

 

■レンズ選び

ホリゾントはインテリアほど要素が多いわけではありませんので、望遠レンズの使用頻度は少ないです。

写真にレンズの特性を生かしづらいからですね。

背景ぼかしの効果が出ませんので、私は使用しません。

しかしいわゆる標準レンズを使用する動機は、もっともっとシンプルです。

 

まず第一に、激しい動きが予想されますので、その動きに対処できるように私自身の機動力確保が1つ。

最短焦点距離の違いは、このような撮影において、かなり重要です。

 

第2に、ダイナミックに撮りたいという願望。

ダイナミックな動きはダイナミックに撮りたい。

シンプルなものです。

できれば50mm以下のを使用して。

 

第三に、私も遊べるからです。

これもシンプルな考えです。

 

①さあ、遊んで。

②さあ、遊ぼう。

 

どちらが楽しそうですか?

私は②だと思います。

どうだこうだうんちくを語るより、行動で一緒に遊んでいる雰囲気を作ることが、元気な写真の近道だと考えます。

 

 

■仕掛け

これは子供の特性を見れば簡単です。

2歳の弟君は逃げたくなる!自由に走り回りたい!

5歳のお兄ちゃんは、とってもまじめでしっかりしなければという性格。

 

まずは両手をつないで立ってもらうことにしましたが、そこからもう脱走脱走。

お兄ちゃんに、近くに寄ってみてとお兄ちゃんに声を掛けると、どんどん逃げるので部屋の端っこに。

 

よしよし、あとはじっと我慢をしてタイミングをはかる。

 

 

 

 

… … …

 

 

… … … … …

 

いまだ!

 

 

 

「捕まえて~~~~~~~!!!!!」

 

 

 

■結果

この写真をどうとらえるかは、見ていただきました第三者の方にお決めいただけたら幸いです。

 

ですが、家で元気でない子は居ないをモットーに、自然な写真に近づけたのではないかと考えています。

 

 

切実に follow me

 

 

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神奈川県の横浜市にあるハウススタジオ(おしゃれ写真館) 

ライフスタジオ横浜青葉

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