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誰かの人生を楽しく!71 ~グランジ五明と蒙古タンメンの話~

投稿日:2018/7/27

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グランジ五明蒙古タンメンの話

 

 

こんにちは。

いつからでしょうか。

こんなにも恋い焦がれながら、出会う事の無かった期間。

やっと、いけました。

ずっと行ってみたかった。

蒙古タンメン中本!

 

 

 

 

蒙古タンメン初体験

 

蒙古タンメン、中本が好きな人は口を揃えてこう言います。

「辛さの中に、うまさがあるんだよ…」

 

食べたことのない私は、ジャンルは似ている地獄ラーメンを思い出しました。

今はすっかり見なくなってしまいましたが、私が15歳くらいまではある、程度いろんな所にありました。

地獄の5丁目~100丁目まで。

○丁目に合わせて、辛さがどんどん増していくのです。

そしてこのラーメンは、ただ辛い。うまさなんてものは感じる前に、痛さしか感じない。

それが、地獄ラーメン。

 

 

ですから、「辛さの中に、うまさがあるんだよ…」と言われても、皮肉な私は「どうせ地獄ラーメンみたいなものだろうと」素直に聞き入れる事はできませんでした。

 

 

そもそも辛いとうまいが、なんとなく共存しているイメージが沸いてこなかったのです。

辛さは痛覚で感じる物ですから、甘さ、酸っぱさ、しょっぱさの様に舌で感じる事は内容です。例えば、砂糖を足で踏んでも甘いと感じる事はありませんが、辛い唐辛子を足で踏んでしまうと一日中痛むことはあります。

ですから、皆さんが言ってくれていたことはきっとこういうものなんだろうと思っていました。

 

「マニアの妄信的意見」

 

 

私が「プロレスが真剣勝負」というくらいなもんで。

 

 

 

 

さてとはいえ、完全に卑屈の精神でお店に伺ったわけではありません。

やっぱり人気があるという事は、期待値を高めてくれますので楽しみなものです。

 

お店に近づいていくと、なんだか少しばかり緊張している自分に気が付きます。

この緊張は何かに似ている…

そうだ!ラーメン二郎に初めて行った時とおんなじだ!

あの呪文みたいな、マシマシマシマシみたいなやつの意味が分からなくて、店員さんににらまれた気がする!ああ、マニアが多いお店はこれだから!いやだな~、と思っていましたが、爽やかな店員さんがいて、食券を買い、並んだだけで済みました。

 

さて、楽しみに席で待っていると、他のお客さんが何を食べているのかが気になるものです。

皆異様に汗をかきながら食べている姿は、何かと戦っているのではないかと感じるほどです。

何だろうか、お師匠さんから修行を与えられたのか。

はたまた除念でもしているのだろうか。

何故なら、隣のカップルはただ一心不乱に、マグマみたいな色をしたものを食べていたからだ。

いいや、多分マグマを食べていたはずだ。

さて、万が一あれが私の席に届いたらどうしようか。

色からして、食べきれる自信は全くない。

何故なら、私は除念の必要はないからだ。

 

来ました!憧れの蒙古タンメン!5辛!!!!?

 

(もっと優しい味の味噌タンメンも一緒に頼んだことは内緒にしておこう。しかし写真を撮り忘れて、後日来店した際に間違えて味噌タンメンを注文してしまったことも内緒にしておこう。)

 

 

うーーーーーん、マンダム。

辛いですね、うん、辛いですね。

 

でも何だか分かる気がする。

「辛さの中にあるうまさ」

 

 

いやね、これが普通に美味しくて汗をかきながら食べていると、何だか見慣れたポスターが目に入ります。

ありゃ、いつもありがとうございます。

まさかビックリの兄貴のポスターを、掲示して下さっていたのです。

ポスターは最近兄が出した、本の紹介をして下さっていました。

アザマース!!!

(写真は撮り忘れました)

 

一緒に言ってくれていた方に、あれあれと指をさすと、

「えぇ!!!???」

と、こちらもびっくりな大きな反応を。

 

 

少し恥ずかしがりながら、またラーメンを食べていると、店員さんが声を掛けて来てくれました。

 

 

 

店「あの~、お知り合いですか?」

五「ああー・・・弟なんです」

店「弟さん!?本当!?」

五「はい~・・・」

店「おい、弟さんだってよ」

 

と色んなスタッフに声を掛けてくれたお陰で、私たちのテーブルを一度店員の皆さんが覗きに来てくれます。

何でしょうか、私は全く有名人でも芸能人でもないので、恥ずかしい限りですが、か細い声で、「いつも兄がお世話になっています」お軒並みなコメントをして見ます。

 

店「あ~、確かに似ているかも!家族全員背が高いんですか?」

 

実は次男だけ身長が低いのですが、何と言っていいのかわからず

五「はい、全員大きいです」

と適当に嘘をついてしまいました。

 

その後いくつかの話をしましたが、次第に辛さとは違う種類の汗をどわっとかく事に・・・

帰り際には、わざわざご挨拶まで頂きまして、恐縮でございます。

 

 

これまで特に隠すつもりはなかったのですが、私の兄は芸人をしています。

こういうことを言うと、面白い人なのではと思われるのですが、人が違いますので、私は特に面白いこともありません。

是非皆さん、実費で買って呼んでみてください。

お願いです、稼がせてあげて下さい。

そして蒙古タンメン中元に良く通っているそうです。

 

 

 

全米は、泣かない。

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