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誰かの人生を楽しく!69~ケンドー・ナガサキ正にビジネスマン。~
投稿日:2018/6/28
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最近はビジネス書しか読むことのなかった私ですが、久々に趣味の本を読みました。
私の人生を語る上で、プロレスを外すことはできないと本屋で改めて感じ購入したのが、TOP画にある「ケンドー・ナガサキ自伝」でした。
幼稚園の頃に初めてプロレスを見て、虜になり、30歳までプロレスにおける知的好奇心は尽きたことがありません。
人生のターニングポイントには常にプロレスがありました。
ターニングポンイント①
町内会での話
近所の同学年の子たちと遊ぶことが多かったのですが、毎日同じ遊びをしていると子どもながらに飽きてくるものです。
鬼ごっこ、かくれんぼ、だるまさんが転んだなど絵毎日毎日はさすがに新鮮味が欠けますね。
その時に新しく遊びを考えようと、隣の千葉君が言い出しました。
しかし中々子供達では面白い遊びは思いつきません。
私が重く口を開きます。
「武藤敬司ごっこをやらないか…?」
当時セクシーターザンの愛称で、新日本プロレスのスターだった武藤敬司が大好きで、ただそれの真似をするだけの遊びです。私以外は武藤敬司を知らなかったのですが。
ただコンクリートの上で、ブリッジを見よう見まねで行ったりして、今のは良かった!なんてわけわからないことを評価しながら、毎日過ごしました。
お陰様で同学年のがき大将になることになりました。
ターニングポイント②
ライフスタジオの入社において
まず初めに、ライフスタジオ入社するにあたり最大に迷った仕事がありました。
それはプロレスのレフェリーです。
今や人気団体になっているある団体のレフェーリーとして住み込み入門を本気で考えていたのですが、経済的事情から断念をし、他社(数社)の求人に登録することになりました。
そのうちの1社がライフスタジオだったのです。
面接は湘南店の河野さんが担当してくださいました。
河野さん「うちは本とか沢山読むけど大丈夫?」
五明「はい!本読書は大好きで、現在はこの本を読んでいます。」
私はこれ見よがしにカバンからとある本を出しました。
アントニオ猪木自伝
それについていくつか語らせていただいたおかげで、河野さんは私の履歴書に「元プロレスラー」と書いてくれていたので、入社した時に黒木さんをがっかりさせてしまったのを覚えています。
ターニングポイント③
会場で美人の女性と喧嘩
皆さんは両国国技館へ行かれたことはありますでしょうか?
両国国技館にはマス席という特殊な席があり、1.5M四方くらいの狭い中に4人座らなくてはならないのです。もうぎゅうぎゅうなのです。
そこに若い私の横に美人な女性が来たのですが、気さくに話しかけてくれます。
この様な出来事はとても他のケースに発展する場合があるので、何となくドキドキしながらも女性と話しながらプロレスの試合を観戦しています。
問題はある時に起こりました、今でも忘れません。
柴田勝頼 対 永田裕二
当時は新闘魂三銃士と言われ、飛ぶ鳥落とす勢いの柴田とキックの名手永田との試合。
私は柴田派、女性は永田派の応援になりました。
これまで仲良かったのですが、応援となったらお互いが相手を意識する応援合戦となり。
女性「永田さん、けり倒して~!!」
五明「いけ!柴田!!!コ○せ~!!!」
と罵倒の投げ合い。
お陰様で女性はスタッフに席を変えたい旨を伝えどこかに行きました。
私は一時の感情より、信念を大切にすることを学びました。
と軽く上げてみてもいくつかあるように、プロレスの想いとエピソードは語りつくせません。
ではケンドーナガサキは?
正直大人になってから知りました、当時はFMWという大仁田厚の創設した団体を見返すことが多く、FMW対新日本のドーム対抗戦があり、あの大会で異彩を放っていたのがケンドーナガサキでそこから興味があったのですが、この本はプロレス界における優しい暴露本でした。
これまでのプロレス本の語り方としては、情熱、闘志、人生、夢というものが多かったのですが、この本は完全に1プロレスラーとしてのビジネスの側面から語られていました。
プロレスでお金を得るとは?プロレスの暗黙のルールとは、馬場の裏の顔とは?給料システムは?プロレスでいう仕事とは?などなど…
この本の最後の一言がとても印象的でしたので紹介したいと思います。
「最高に面白く、刺激的で、人生を満たしてくれる仕事でした。」
人生を満たす仕事。
人生を満たすことのできる仕事への心持ち。
人生を満たすことのできる自分の立ち振る舞い。
仕事で人生を満たす?
仕事が人生を満たす?
全てではないでしょうが、一部その側面は持ち合わせていると思います。
そしてケンドー・ナガサキは「俺にとって天職だった」と記しています。
だった、と。
つまりは思い返せば、そして結果そう思うということだと思いますので、当時は天職だ!とは感じていない可能性が高いことが文章から読み取れます。
自分に合っている仕事なんて本当にあるのでしょうか?
私はないと考えています。
天職を見つけていくのではなく、天職にしていく考えと行動の積み重ねが、このようなセリフを自信もって言えるものになるのではないかと考えます。
つまりどんな職業も、天職にできる可能性を持っているのだと思います。
理由はいつも環境にではなく、自分にあるのですから。
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