誰かの人生を楽しく！65 ～香川へ向かう。～

 

市川店、藤肥の結婚式参加の為、現在香川へ向かっています。

勿論飛行機で向かうので、成田空港に向かっているのですが、遠いね、成田空港。

自宅から3時間くらいかかるので、本とゲームを持って来ましたが、やる気も読む気も起きず、ブログを書くことにしました。

 

勿論私はいつも通り寝坊しました。

そのお陰で、上野から特急券を買い優雅に指定席で成田空港へ向かっています。

 

 

最近、ウルフオブストリートという映画に、金はドラッグよりも中毒性が高い！というセリフがあり、何より人を変えると。

10年前の遅刻したら行かなければいいかというスタンスから、安定した収入を得ると、遅刻しそうだから金を使えば良いかに変わったなー。としみじみ感じながら、根本解決をする気がない自分に気がつきます。

 

 

電車に乗ってみると驚くことに、日本語が聞こえない。

 

ガヤガヤガヤ

 

みんな荷物大きいなー、なんて思っていると、この車両私以外みな外国の方でした。本当に何にもわからないので、何か言われても首をかしげるばかり。

日本にいながら海外みたいな感じで、言葉がわからないから、ある程度無関心な時間を過ごせるので、楽でもある。

 

 

 

そうだ、そうだ、藤肥との出会いも書いておこう。

本当に失礼な話だが、彼と初めて会った時の記憶が無い。くらい印象もなかったような気がする。

 

 

これまで一緒に働いたことはそんなになく、飲み会や会議で顔を合わせれば話すくらいなもんだった。

お互い千葉県出身ということもあり、会えば話題には困らないかな。という感じだった。

 

お互い接点が増えたのは、私が青山勤務を2ヶ月間だけした頃では無いでしょうか。

ソンボンさん、今は退職された中山さん、藤肥が青山で働いており、その後私が少しだけお世話になった。

 

 

今でも中山さんに文句を言われるのが、藤肥ポケモン問題だ。

その頃ニンテンドー3dsに、初代ポケモンが完全移植する！ということもあり、そして藤肥と帰り道一緒の時間が長いこともあり、

 

五明「おい、ポケモン買おうぜ」

藤肥「え？ポケモンですか？」

五明「うん、初代ポケモンがうんぬんかんぬん、、、」

藤肥「いいですよー」

五明「そして帰り道はゲーム対戦だ！！」

 

後々わかったのが、この誘いがいけなかった、、、

 

 

藤肥「五明さん！！個体値とか調べてますか！？」

五明「調べてない」

藤肥「そして努力値を上げるためには、、、」

五明「そんなんめんどい」

藤肥「ぼく、ずっとニドランオスを倒してます！！」

 

詳しくない方に説明しておこう。

実はポケモンには、個体値というものがあって、同じポケモンでも実は初期パラメータが異なるのです。

ですから初期パラメータが良いポケモンの方が強くなるので、マニアは面倒な作業を通して調べるのです。

 

次に努力値です、これは成長率関わります。

努力というくらいですから根気が超必要な作業で、簡単に言うと1レベル上がるまでに沢山戦闘を行えば行うほど成長率が高くなります。

例えば、1レベル950の経験値でレベルアップするとしたら、1回の戦闘で上げるより、100の戦闘で上げた方が強くなるのです。

 

 

藤肥は、私の予想を遥かに超えていました、、、

彼は最初の街、マサラタウンからすぐ先の茂みにいるニドランオスや、ラッタ、ポッポなどを永遠に倒し続けてレベル上げをしていました。

しかも20レベルまでとかではなく、50.60.70レベまで、、、

ポケモンをやったことのある方なら、この恐ろしさをわかっていただけるだろう、、、

 

 

そんなもんだから、ポケモンバトルは毎回藤肥の勝ち。

バトルした後藤肥を見ると、本当に嬉しいのだと思うのですが、ニヤニヤニヤニヤして、オタクぽさを全開に出していましたの。

負けた事よりも、顔がムカついたので、裏技を使って育てたモンスターでボコボコにすると次はどうでしょう。

大の大人がふてくされて、目を合わせなくなりました。

 

これが藤肥たる所以です。

 

 

そしてちょうどよく電車が駅に着いたので、

五明「じゃ、藤肥！またあしたな！おつかれ！」

と挨拶すると、

なんて事でしょう！

無視されました。

 

やはり藤肥。

腐っても藤肥。

 

私の誘いにより、彼はパンドラの箱を開けてしまったのです。

 

 

 

2へ続く。