初めましては、2017年7月7日でした。
今日は七夕だな～、なんて柄にもなくそんなことを考えていた日にライフスタジオのご利用は初めてでご来店いただきました。まだ1年経っていないことに驚きですが、去年の7月がとても遠くに感じます。元気な姉妹とガハハハ！！と大きな笑い声と共に撮影をして居ましたが、その中でもとにかく印象的だったのが、お持ち込みいただいていた新郎新婦の恰好をしたダッフィーとシェリーメイのぬいぐるみと、パパママの２ショットを撮ったことです。特にパパさんが恥ずかしさに負けそうになりながらも写真に写ってくれた時の表情が今でも色濃く私の頭の中に残っています。また来年もよろしくお願いします！そう言ってこの日はお別れをしました。
数か月すると、ありがたいことにまた予約を取ってくださいました。
だいたいではありますが、お子様の成長の記録として毎年同じ時期に1年おきにお撮り頂く事が多いのですが、前回の撮影から4か月ほどの撮影です。前回と異なる点は撮影内容が七五三である事です。七五三とカジュアルの撮影を分けてお撮りいただくお客様もいますので、特段なにかを抱くことはありませんでした。ありがたいことに２回目の撮影では私の指名もいただき、よし！頑張るぞ！という意気込みを持ちました。
しかし今回の撮影は少しだけ理由がありました。
 

  七五三撮影の当日は、ママと姉妹の３名でご来店されました。ママさんとお話していると、「もう少しで、海外に引っ越しをするんです。」
「ええ！そうなんですか！」
「もうパパは先に行っていまして、引っ越す前に撮りに来ようと＾＾」
「パパに良い写真を届けましょう！」
時期は定かではないですが、確か撮影後すぐに向かわれるとのことで、私は勝手に特別な感情を抱きながら撮影をすることになります。
基本的にすべての撮影が特別だと考えています。子供の成長の記録にはその時という時間を写し込むことが大切だと考えます。誰にとっても1/1の撮影であり、数か月後にはお子様の成長もあり、その時間には戻ることができませんので、掛け替えのないものです。その点を考えると平等かもしれません。しかし全ては1/1ですから1分のというひとつひとつの物語があるはずなのです。人には個体差があり、性格があり、価値観があり、全てが他者とはことなります。ですからその一つ一つのエピソードに合わせて、カメラマンは写真と撮影空間に気持ちを入れ込めていくことが必要です。なので平等ではなく特別だというほうが適切かな？なんて思います＾＾
今回二人の着物撮影でしたが、姉は5歳で妹の3歳に合わせて一緒に着物を着て撮影をしました。ファインダーを覗くと、写真のメインになる被写体と、背景や光など多くの目の前の要素が視野に細かく入ってきます。しかし何というかもう一つ後頭部に目がついている感覚がありました。どこかでこの目の前の光景が、パパに届くようにと。私が思わなくても写真として届く事は当たり前なのですが、それが私の今回の撮影における意図なのだと思います。当たり前ですが、しっかり撮ろうと気が引き締まります。では何をしっかり撮るのか、彼女たちの持ち前の明るさしかないだろう。
 


  まず最初に言わなければならないことは、ママさん遅くなってしまい申し訳ありません！！！
当日のモニター後に、バタフライの趣旨を説明し、許可をいただきました。どのくらいでブログに挙がるものか尋ねられ、大体3日くらい欲しいと言ってから、丸1ヶ月もたちました。スマセンーーーーー！！！！
 
もう引っ越しは済みましたでしょうか？
済んでいたら、新転地は慣れましたでしょうか？
写真へのパパの反応はいかがでしたでしょうか？
2人は元気ですか？
皆さんお体にお変わりないですか？
聞きたいことが山ほどあります。次はいつ会えますでしょうか？
 
最近忙しさを理由にして、自分がいつかしてみたい計画が忘れ去られていました。
そうだ、そうだよ、海外を周りながら撮影したいんだった。
ただ草案状態です、これから現実を見据えながら計画しなければなりませんが＾＾
次回会う時にはどちらが行く形になるでしょうか？
私はまだまだ先の話になりそうですので、その時には計画をお話させてくださいね＾＾
 
最後にShimoichi Familyとの関係を規定してみます、
私にとって【記憶と記録を考えさせてくれる関係】としてみます。
きっとお互いに写真を見れば、当時を思い返し、当時の考えが戻ってきます。
何となく目標を見失いそうになったら、今回の写真を見返してみたいと思います＾＾