Staff Blog


青山店
scrollable

Butterfly Suzuki Family ~ポケモンの情熱は受け継がれる。~

投稿日:2018/2/16

1997 0



 
過去

 
過去と言ってもお会いするのは今回初めてでした。
ライフスタジオ2回目のお客様で、約三年ぶりの来店をしてくださいました。
7歳の兄と5歳の弟の兄弟。共にすごい元気で兄の一言が私の幼少期を思い返しました。
「自分で作ったポケモンカードたくさん持ってきたんだよ!!!」
 
 
あれは幼稚園か小学校低学年の頃でした、私も自作のアイテムを持って戦っていた時期があります。私は兄弟も多く必要でないものは特に勝てもらえなかったので、正規品を持っている友人と、自作品の私のバトル鉛筆を転がして戦っていました。
一応知らない方の為にバトル鉛筆とは、ドラゴンクエストのキャラクターをモチーフにしたゲームが出来る鉛筆で、当時小学生を中心に爆発的ヒットをし、皆ハローマックに買いに行っていた思い出があります。

※皆が持っていたバトル鉛筆



 
 
※私のバトル鉛筆はこれにマジックで技を書いたもの



 
 
私のマスはだいたい私が勝つように仕組まれていたので、途中から仲間外れにされてしまったのを思い出しました^^
ああ、何かあの時はただただ楽しむ一心で毎日の登校が楽しかったのを思い返しました。
更に私をノスタルジックにさせる存在が、ポケモンカードでした。
小学2.3年生の頃から大ハマりした、伝説のカードゲームです。
少ないお小遣いを溜めては、数か月に一度カードを買いに行きます。田舎で当時はカードが売っている場所がありませんでしたので、千葉の田舎から志水君という友達と、【上野に行くと打っているらしい】という微かすぎる情報を元に、お上りさんをしていたのを思い出しました。今思うと中々スゴイ行動力ですね。
小学生とは思えない、相手の効果を無力化する草デッキを元に、隣の小学校のチャンピョンも倒し、無双しまくっていたのを思い出しました。倒した少年が泣き、その兄貴が出てきてげんこつ食らうのは千葉のルールでしょうか。
そんな思い出から四半世紀。
中々懐かしい思いと共に、なぜか熱い感情を抱く撮影がスタートしました。
彼にとってそのカードはきっと今の宝物なのでしょう。


 
 
現在

 
撮影はとにかく元気×元気×元気という流れで行われ、私たちの声が届かないくらいの激しい熱量の高い撮影になりました。
とにかく何でも楽しそうにしてくれ、ふたりとも撮影前から汗をかくほどにヒートアップしていました。
おいおいおい!待て待て待てー!!そんな大人たちの声が鳴り響く撮影が敢行されます。
 
「オジサン!!オジサン!!!」
「はい!!何~!?」
「ギャハハハハー!!」
 
「オジサン!!オジサン!!!」
「はい!!何~!?」
「ギャハハハハー!!」
 
「オジサン!!オジサン!!!」
「はい!!何~!?」
「ギャハハハハー!!」
 
「オジサン!!オジサン!!!」
「はい!!何~!?」
「ギャハハハハー!!」
 
とっても男の子たちの撮影!という感じでした。私とナスも次第に汗をかきながら撮影をしました。
 
さていよいよ、自作のカードが日を吹く撮影シーンがやってきました。その時兄の行動と反応がガラッと変わるのを覚えています。
見てみて!これが僕の作ったカードだよ!枚数も100枚以上あるんだよ!!目をキラキラと輝かせ、とにかく自分の好きなことを素直に人に伝えたい姿がとても新鮮であり、何だか心がすっとしたのを覚えています。
ママさんにお伺いすると、なんと1年以上も自作カードを作っており、そこには確かな思い出が詰まっている様でした。
あ~、私も熱中していることを伝えたい!と思いながら、今はそのようなことがあるのだろうかという答えの出ずらい自問自答を繰り返しました。お客様に何かを伝えたいと考えながら撮影を行いながらも、逆に教えられることも実は毎日起こっているのだなと感じる日々です。


 
後日
 
約一ヶ月が経ち、この文章を書きながら私に残っている感情は、熱中出来ているものは今あるのだろうか?という問いがいまだにぐるぐるとします。
昔は色々とありました。
ゲーム、今は買ってもそんなに感情が動きません。
プロレス、今はあまり見ていません。
芝居、まったく見ません。
映画、考えない映画しかみません。
小説、読みません。
となると、別に無いか~と思います。でもそんな人は素敵ではありませんね。
 
きっと何かと出不精なんだと思います。今はやる前にめんどくさいーと思ってしまうことが多いですから^^
 
好きこそものの上手あれ。
彼にあってから、いよいよ心を決め、カメラを買いました。
彼の様に行動に移しているのか、移していないのかの違いではないのだろうかと考えます。

Suzuki Famillyは私にとって、【私にとって素直に見つめ直させてくれる関係】だと思っています。
次はいつになるかな?また会える時には、私の熱中していることをたくさん話させてもらおうと思っています。


そういえば、モニター後に私も童心に返って、中々強い自作カードをプレゼントしました。
次回はバトルしよう。
 

この記事をシェアする

美しさを表現し、思い出を記録する、楽しい遊びの空間

人生の写真館ライフスタジオという名前に込めた想い。
それは、出会う全ての人が生きている証を確認できる場所になること。
家族の絆とかけがえのない愛の形を実感できる場所として、
人を、人生を写しています。

撮影のご予約はこちらから

スタジオ予約

お役立ち情報をお送りします

新規会員登録

Official SNS

  • Instagram
  • sns
  • Instagram
  • Instagram
/