会ったのは二回目です、でも二回目でないような気もします。不思議な感じです。
全１７回ライフスタジオをご利用して頂いており、今回指名を頂けたことを光栄に思います。
事務所で、五明さん指名入ったよ～！と言われた時に、鮮明に前回の撮影を思い出しました。なぜなら私も前回の写真をブログに挙げていたからです。 この写真はおそらく私の撮影の中で、唯一セルフタイマーで撮った写真でしたので、印象深いのも頷けます。確かピピピピピと鳴るカメラを置いて、「みんな！覗かないと爆発するぞー！！！」と煽って撮った写真でした。その時の撮影では代々木店の狭い空間で暴れまわっあて、みんなでお腹を出した写真なども撮り、暴れまくった撮影でした。
それから２年も経つかと時間の速さに驚く日々です。
 
ライフギフト参加の際にも嬉しい言葉を聞いたのを思い出しました。私は撮影に入れなかったのですが、担当者の大内さんが質問をしたときの回答です。これまでに記憶に残っているカメラマンは誰かと問うと、代々木で撮ってもらった背の高いカメラマンと。この時も数多くのカメラマンの中で選んでいただけたことに、高揚感を覚えたことを思い出します。いつかまた来てくれないかな？なんて心のどこかで思っていたのでしょう。指名の話を聞いたときは純粋な嬉しさが私を包みました。
何故だか写真を見ると、撮影の時にパパさんママさんと何を話したのかまで鮮明に思い出します。パパとママのお仕事の話や習い事いろんな事がズババ！と鮮明に思い返されました。何よりうれしい事が、佐々木様の記憶に残っている事と同時に、私の記憶にも鮮明に佐々木様がいる事であり、それは遠いけれども、近い関係に感じる不思議な感覚です。
 

  ドタドタドターーーー！！！！！！！！！！！！
撮影前から半端じゃない足音が聞こえる！！！流石メンズ三兄弟パンパじゃないぜ！と思わせる音が店内に響き渡っていました＾＾
お互いにわーーーー！お久しぶりです！！！と何だか２年前がついこの間に感じるような温かい挨拶をかわします。この前はこんなでしたよね！！あんなでしたよね！！！と大人の会話が弾む中子供たちを見てみると、なんだかポカーンとしている感じが。
五明「ねえ、みんなオジサンのこと覚えている？？」
 
誰も私の事を覚えていませんでした。
ガッテム！！
 
 
まあそれまでにも多くの撮影にお越しいただいてますし、当たり前ではあるのですが＾＾；
そこからは３兄弟あるあるのオンパレードで、皆ふざけまくって着替えには時間かかる！そしてサッカーユニホームの兄弟写真からスタートでしたが、洗った靴を乾かし忘れてしまったり、その靴はぬれているから履きたくない！となったり、ズボンを忘れてしまったりと、笑いが絶えない撮影が続きます。
ボールを使っての撮影では、絶対にふざけて行わない子がいたり、タイミングがバラバラだったりと、突っ込みどころがいろんなところに落ちている撮影です。
こらー！ちゃんとやれー！！なんて激が飛ぶ撮影が行われます。
私も子供につられてテンションがだんだんと上がって来て、いつの間にかヒートテック一枚で撮影をするくらい、激熱な撮影でした。
お互いに何故そうなるの！？という様な撮影を＾＾
 
モニター後少しだけパパさんママさんとお話しする時間がありました。
今回は次男メインの撮影でした。
一応誰かメインの撮影は小学生まででおしまいにするとの事です。
今回次男の最後の撮影という事で、五明さんに撮ってほしくて、探したんです！と。
でもどこにいるのか全然わからなかった＾＾ともお話ししてくれました。
全１７回来てくれている佐々木様が、こんなにも大切な機会に私を選んでくれることに、正直ぐっと来ました。
私達は単純計算年間、720件の撮影を行っています。見方を変えると一つの撮影は1/720となります。しかしお客様はこのように考えているかと言えばそんなはずはありません。当たり前ですが、1/1の撮影です。毎年の子供の成長と、かけがえのない記憶を記録しに来ているのです。その純粋な思いと記憶に私もカメラマンとして参入していきます。きっと写真を見返す度に、こんな人が撮ったんだよ。と話してくれるように。
お帰りの際には元気に「また！よろしくお願いします！」とお声かけさせて頂きました。次の1/1も入れることを願って。
そして、絶対ブログ書きますね！と。



  この文章を書きながら、これまでの流れをよく思い出します。
三男の彼が今４才なので、撮影で関われるのはあと２回かもしれません。
数に表してみると、たった２回かもしれませんし、あと２回もある事なのかもしれません。
私にはまだこれからもという願いがある事に気が付きました。
 
私も奇遇にも三男でこんなにも多くの写真を撮ってもらったことがないので、幼少期の記録は多いものではありません。そしてさらに奇遇なのがパパさんも三男という事＾＾
きっとどこかでうらやましさを覚えながらも、自分が同じ立場の三男を多く記録したいという欲望すらあります。きっとこれからもという願いですね。
 
自分の中から佐々木ファミリーとこれからも写真を通して関係形成を行って行きたいという主体的な願望が沸々と湧き出てくる感覚が、また明日からのエネルギーに変わり、次回はこんな様に！あんな様に！と楽しい想像が沸きだします。
なんだかラブレターの様な内容になってきましたが、最後にこの関係を規定してみると、【遠いけれども近い関係、そして近づいていきたい願望】としてみます。
そして今後何十年も、写真を通して佐々木ファミリーがライフスタジオを、そして私達を思い出してくれるように、私も佐々木ファミリーを思いながら、人生を豊かにできる写真を撮っていきたいと思います。