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青山店
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ハニカム⑲~恥ずかしさがこんにちは~

投稿日:2017/6/3

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御年30を迎えるゴメラマンこと、五明和真です。
ある程度の年を取ってきまして、10代の頃のような日常で恥ずかしさを感じることが少なくなっているような気がします。
10代の頃は異性の目を気にしすぎるせいか、ショップのウィンドウに映る自分を見つけるたびに変わりもしない髪形を調整したり、流行りものに乗り遅れないように色々なメディアをチェックしいつでも話を合わせられるようにしていました。
今や休日はヒゲボーボー、短パン半袖で、家の周りを闊歩しています。
昔の自分を思い返すと笑ってしまいますが、絵にかいたような10代を満喫していました。
しきりにプリクラも撮っていましたね。
 

同年代に比べても比較的羞恥心の薄い方だとは思うのですが、予期せぬところで恥ずかしさが挨拶をしてきました。
場所はいつも利用する書店です。
私はメンズノンノを最近購読しているのですが、その理由は店舗のアワーストーリーを作成する際の見た目のアイデアを得る為なのです。
メンズノンノのような少しにぎやかな印象を持たす形式が青葉店のアワーストーリーに適している!と勝手に思っていますので、購入します。
しかしレジに並ぶ際いつも足が進まないのです。
それはなぜかというと…
 

明らかにおじさんが、10代のファッションバイブルのメンズノンノを買う事を定員さんはどのように思うのかという疑問です。
明らかにファッションも異なる、そして若さが前面に出ている人気俳優の表紙と、過ぎ去りし日々を感じる私の人相。
 

特に今月はきつかった、本当に。
何故なら付録が付いているからだ…!
スヌーピーのトートバックなんていらないよ。
 
刻は20時程度。
レジには若い女性のアルバイト、おそらく20代前半だろう。
隣には責任者らしき40代の男性。
メンズノンノを握る私の右手が、ジワリと汗を書く。
もしも若い女性がレジの時は、
「うわ、このおじさん自分がみれていないのかな?買う雑誌若いな…」
と思われてしまうのではないだろうか…

これはタイミングをみて責任者さんがレジに入った瞬間に買うしかあるまい…!
ゆっくりとレジを見回せるブックのエリアに移動する。
そこは子育てママのコーナーだ。
明らかに私だけが場違いな空気を体からはなっている。
しかし私の目標は、恥ずかしさを感じずメンズノンノを買うだけだ。
じっと数分間待つ。
 
 
 
 
 





 
レジ動かず…!!!
 
なんてこったい!責任者さん隣のスペースで会計処理しているのではないか!そら時間かかるよ。
メンズノンノに目を落とす。
今月の表紙の福士蒼汰くんが、私に微笑みかける。
「さあ、勇気をだして。」
蒼汰くん、僕買うよ。
 

しかしリスクは最大限に排除をしなくてはならない。
どうすればよいのか…
 
 
そうだ、私の年齢に合うファッション誌を同時購入しよう。
作戦はこうだ。
一つはメンズノンノ、もう一つは30代のファッション誌。
この2冊をレジに通した時に、女性の定員さんは、私の趣味趣向に迷うはずだ。
そして自分様でない事を間接的に伝えるのだ。
絵は描けた、あとは決意と行動のみだ。
ゆっくりと目をつむり、心でもう一度話す。

「蒼汰くん、僕買うよ。」


 
あえて動揺をしていないように振る舞うように、レジまでの足取りは軽やかに。
そして颯爽に雑誌をレジへ。
上にメンズノンノ、下に他のファッション誌。
心臓ははじけるくらいにバクバク、手汗が尋常ではない。
何か頭で他の事を考えよう。
何も出てこない。
ええい!ハニカーーーーーーム!
 

ピッ!ピッ!
レジの値段をみる。
くそう!意外にファッション誌って高いじゃないか!!
 

「ポイントカードはお持ちですか?」
女性店員さんが問うてくる。
ここはポーカーフェイスに振る舞うのが妥当だ。
無言で首を横に振る。
さあどう出てくる、女性定員さんよ。
 
 

 
 
 
「ありがとうございました~、次の方~」
レジから出入り口に向かうターンは、踵を軸に軽やかにターン。
横目を振らず真っ先にエスカレーターへ。
階が変わると、ようやく安堵をが私の心身を包みます。
そしてもう一度心でささやく。
「蒼汰くん、僕買えたよ。」
 
 


 
これで今月のアワーストーリーもにぎやかな形式を元に発信が出来そうです。
実はこんなに多くのエピソードを含めながら、アワーストーリーが挙げられてゆきます。
是非ご覧くださいませ。

 
【横浜青葉店 our story】
http://www.lifestudio.jp/?run_id=studio_brd&bs=branch_ourstory&b=yokohama_aoba

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