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越谷生放送 4日目
投稿日:2016/4/11
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~言うことと聞くこと~
もくじ
①言う
言う意味
②聞く
聞くと聞き流す
③問題解決としての会話
会話とは○○だ
数人の友人に外食の誘いをすべて断られました。
①言う
人は言葉に感情を乗せ相手に思いを伝える、「ありがとう」という感謝を表す言葉でも、怒りを込めたありがとう、悲しみを込めたありがとう、うれしさを込めたありがとう等感情により相手に伝わる情報が大きく変化をする。
芝居でもしない限り感情に言葉がなるようなことは日常の中でまず、ない。
基本的に言葉は相手に自分の情報を伝えるための文字という情報信号を送ることを意味する、それが一つの形になると単語となり、より大きな形になると文章と変化をし相手に投げかけられる。
簡単にいうと「あ」はあでしかなく意味は持たない、「い」という文字もいというだけであり意味は持たないが、二つがくっつくと「あい」という文字になる。
「あい」という文字をより具体的に伝えるために漢字とすると「愛」になる、すると相手は愛の意味を考え始めて情報の橋が架かった状態になり、相手に伝えることができる。
こう考えると言葉とはパズルゲームのようなもので、面白みを感じる。
それは手紙でも、SNSでも、ポケベルでも同じことであり媒体を時代とともに変化させながらも活用されるものである。
相手に自身の情報を通達するためだけの文字となると、日常の生活では大きな支障をもたらす。
相手に伝える一方的な役割を示すだけだと会話の成立は無い、会話とは情報の渡し合いにて成立をする情報交換の方法である。
何の反応のない空き缶に言葉をかけ続けても会話は成立しないといった具合にだ。
人には感情がある、相手の言葉に対し感情とは無形の状態からいろいろな形を作るものだ。
面と向かって悪口を言われたらムカムカするだろうし、愛の告白をされたら幸せな気持ちになるだろう。
例えば相手の一方的な情報だとしても、それは相手に伝わった時点でもはや一方的な情報ではなく、自分の感情を変化させるとても影響力のある現象となる。
使い方によっては人を救うことができるものであり、また逆もしかり相手を苦しめることになるものが言葉だ。
ここまでは情報を伝えるツールとして話してきたが、本当にそれだけだろうか。
表現方法の中に質問形式という使い方が存在する。
質疑応答、誘導尋問、など対象に疑問を投げることだ、果たしてこの方法は自身の感情を伝える役割の言葉なのだろうか。
夜回り先生こと水谷修さんは、約5000人の薬物依存や少年少女の非行と向き合ってきた、各々非行に走るにも理由無き行動ではない、生活環境への反発や無力感など理由はまちまちだが誰にもどのようなことにも理由が存在する。
夜回り先生は以前TV番組で相手に向かい質問をしている姿を思い出した、その質問の中には相手の情報を引き出すことが目的として含まれている。
好きなスポーツは何ですか?
この質問はどうしても相手の好きなものを聞きたいことではなく、その奥に隠れている情報、つまりは相手の趣味や生活スタイルなどを知ることのできる方法である。
言うという性質には、聞くという性質も含まれていることは明快だ。
②聞く
では聞くという性質はどのようなものなのか。
一方的に相手の情報を無条件で受けていることを聞くというのではない。
数多くの相手の情報を受け取り整理するところに聞くが隠れている、無条件でいることは厳密には聞くではなく聞き流すという方が適切だろう。
つまり聞くの中には言うために聞くことと、聞くための聞くが存在をする。
特にワイドショーのコメンテイター達はインタビューを通し、聞くことを行い整理された情報から鋭い質問をぶつけてくる。
これは言うために聞くの良い例だと感じる。
また友人の相談などでよくある例だが、ただただ聞いてあげる聞くことのみの聞くというものも存在する。
特に女性の方には経験があるのではないだろうか、聞いてあげることが優しさの瞬間は確実に存在する。
③問題解決としての会話
では言うことと聞くことの共通点を探してみたと思う、つまり会話の共通点である。
上途したように会話とは、情報のキャッチボールである。
好きな食べ物はなんですか、という質問にサッカーと答えていたら会話が成立していると思うだろうか、私は思わない。
つまり問題抽出に対し解決を行ってゆく過程が会話なのである。
会話の核心は問題解決であると考えている、
特に仕事において問題解決とは重要な点であることは言うまでもない、会議の中でAはどうなっているという質問に対し、でもBも~で重要で、Cも捨てがたく、だからAは…なんて答え方をしていたら一喝されてしまうことだろう。
どのような会話もこれに当てはまる、先ほど聞く項目に書いた、相手の相談を聞き続けることも問題解決のひとつだ。
話しての問題としては、心の安定をするために話している点だ。一人では抱えきれない問題を相手に聞いてもらうことで心が楽になる。
この会話での問題である「心の休息」を与えるために、聞き手にまわるということは問題解決に当てはまる内容だ。
つまり会話とは相手の問題を抽出して解決を繰り返し行うことである。
この意識を持ちながら取り組みことが日常的に必要なことであり、建設的な毎日を送ることができるのではないだろうか。
ただ言う、ただ聞くという状態から脱却にするには、一人一人が自分にルールを定め律しながら取り組むことが重要だ。
そうすればきっと面白い環境に作ってゆけるはずであろう。
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