普段撮影をする時、カメラマンの多くは自分の持っている技術や知識を使い撮影することが多いですが、

いつも通り撮影をしている中で新しいことを発見することがある。

 

それはいつも同じようで違う環境で撮影をしているから。

例えば、天気や陽の光。

例えば、カメラの向こうにいる撮影をしているお子様やご家族。

全てが一定ではありません。

 

偶然発見に出会うこともあれば、

「こう撮ってみよう」で必然的に発見することもある。

 

私がこの撮影で特に意識していたのは、前ボケによる恩恵。

光を活かすだけでも十分印象的にはなるが、

写真の意味を強くしてくれるものだと思います。

 

画角としては、クローズアップ気味の写真でよく撮るものですが、

前ボケによって強い光を柔らかく広げてくれていることで、

とても幻想的になりました。

 

これは計算したものというより、色味として前ボケを使っていたため、

付加価値として発揮されたものです。

 

それでも、やってみなければ見つからない。

一つの目的を持って行動しても、結果が複数生まれるかもしれない。

この撮影で強く感じたことでした。

 

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Studio by LIFESTUDIO HAMAMATSU

Photo by Takashi Umino
Coordinator by  Mari Hayashi