coordi by Fumiya miyazaki

photo＆Write by Tatsuhito goto

 

この写真を撮ったり理由、それはただ1つ。

彼女の笑顔がとても可愛くて眩しかったから。

 

彼女は笑い上戸で撮影前からずっと楽しそうな姿を見せてくれていました。

 

恐らくそんな姿を親御様はいつもご覧になられていると思います。

 

だからこそ自分がカメラマンで撮影に入らせていただく際に少し意識していることがあります。

それはお子様に1番近い親御様でも普段あまり見ることがないであろう角度やアングルでの写真を原本に入れるということです。

 

スマホの進化が進みカメラ性能がかなり上がりお家で子供の写真を撮る方も多いと思います。

 

スマホで写真を撮る時に大体は大人の目線で少し上から撮ってみたり、または子供の目線の高さに合わせての写真だったり、笑顔の写真となるとカメラ目線の写真が必然的に多くなるのかな？と思います。

 

スマホで簡単に写真を撮れてしまう時代だからこそ、写真館では写真館じゃなきゃ撮れない写真を提供したい。

 

なので今回の写真で意識したのは、前述している通り、「普段見ないであろう角度」です。

 

被写体の彼女には自分に背を向けて座ってもらい、みやくんと遊んでてもらいました。

背を向けて貰ったのはシンプルにカメラマンの存在を消したかったからです。

自然な表情しぐさが出ている時はその子だけの空間にしたほうが世界観が出来る気がします。

 

もう1つ意識したのは、手前の花たちをどのくらい入れるか？という点です。

 

このお着物の被布は後ろがシンプルな無地でした、そこが写真になった時に余白が空きすぎてるように見えるのではないか？と考え被布に若干かかるぐらいの位置に配置しました。

 

これにより写真に奥行きを出すことができ、よりカメラマンの存在が薄くなっていると思います。

 

あとはもう、みやくんと彼女の関係性が織り成す世界観がとても素敵でした。

 

そのおかげで笑顔の横顔を綺麗に写すことが出来ました。

 

この写真を見てパパさんママさんが少しでも心が揺れてくれていたら、ライフスタジオのカメラマンとしてとても嬉しく思います。