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親の存在

投稿日:2018/11/19

1968 0

photo & write by Ara

codi   by chappy

@shinyokohama

 

親の存在がなければ自分は成長できなかった

 

【1歳という時期】

新横浜店は元々ベイビー店舗だったこともあり

生後まもなくから1歳前後のご家族様が

来店されることが多い。

 

特に1歳記念の割合は多く、

子どもたちの笑顔はもちろん

つかまり立ちができるようになったり、

もしかしたら歩き始めたりなど

初めてのスタジオで不安なことも

楽しいこともいろんな想いを抱えて来店される。

 

【1歳の記念に写真を残したいという想い】

 

私達も事前のお電話や当日に

ご家族様に合わせたコーディネートや

お子様の接し方などを行っていく。

マニュアルはあるようでないのがライフスタジオ

 

1歳記念と言っても

お子様の状況やご家族様のご要望に

よっては同じ撮影ができない

 

同じ撮影ではなくそのご家族様に合わせた撮影を。

 

また、1歳記念と聞くと、子供がメインだと思うが

家族の方にとってもパパ・ママになって1年

パパママ1歳記念 ということが言える。

 

子供が産まれた嬉しさも

初めての育児で大変なことも。

いろんな想いを抱えながら。

 

そんな中で今回の1枚に関しての状況を

述べていきたいと思う

 

【着替えをしている写真】

パパは仕事だったためママと2人で来店された。

 

「パパとママ」

 

子供と接する機会を考えてみると

圧倒的にママが多い。

 

パパも仕事を頑張っているが

ママは本当に忙しい。

 

産休から出産を経て、

初めての子育てに不安を抱え

わからないことはGoogleで調べたり

ネットの情報は正しいのか?

育児を相談できる同じ仲間いないのか?

 

様々な想いを抱えているときには

もうすでに子どもはぐずったり。

 

でもそんな中で見せてくれる笑顔や

寝顔なんかに救われたり。

 

今回はお子様の1歳記念。

どんな写真を残してもらえるかは

HPの情報を見ただけという状況だった。

 

ママと2人で来店されたので

笑顔の写真だけでなく

 

上記の世の中の前提条件を元に

「ママが子供に対して日常的に行うこと」も

写真に残してあげたいと思っていた。

 

家族写真を撮るときに、

抱っこしたり、座ったり様々な

バリエーションで撮影をしていくが

今回のポイントは「着替え」

 

ライフスタジオではお洋服を3着着れるので

必ず着替えをしなければならない。

 

本来、カメラマンはお子様の着替え中に

撮影した写真を整理することが多いが、

 

事前に聞いていたHPに載っている、

ママが思っている一般的な家族写真だけでなく

日常的なママとの触れ合いの写真を残してあげたいと思い、

撮影を続けた。

 

私はなるべく自分自身の存在を消すために

望遠レンズで撮影をしはじめた。

ママにはいつも通りにお着替えをしてもらいながら、

子供が私を意識しないように。



新横浜にはベッドや白樺の木、カーテンなどが

置いてあるプライベートリゾートというお部屋がある。

 

望遠で私の存在を意識されないように、

Tシャツをママが着せている

つまり、目線がTシャツの中になっている状態で

私は彼に近づいた。

 

今回のポイントは近づいた場所と狙った構図である。

 

着替えの写真であるため、

 

・着替えをした洋服の映り込みを入れることで何をしているかわかるように

・この空間がどの場所なのか=クッションなどでベッドとわかるように

└ハイアングルで二分割構図で服+クッション+ママ+子供が

 バランスよく写ることをメインに80ミリの焦点距離で。

 

光はお子様の後ろにある窓と

写真に写ってはいないがお子様の左側にも

窓があるため半逆光+逆光の光を利用した。

天気は曇だったので光量が少なく感度は1600まであげる。

 

この構図だとママの顔は写らなくなるが

ママの存在は残さないと意味がないため

写真の右側は体の切れ目を白樺の木を使った

前ボケをいれることでママの存在を残しつつ、

左側にカーテンの前ボケを入れることで

より子供に目線が行くようにした。

 

あとはTシャツから出てきたときの顔を待つ。

絞りは3.2 開放にすることでよりボケ感と

子供がメインであることを感じるように。

 

Tシャツから顔を出したときに、

「ばぁー!」とママが一言。

 

※心の中でママナイス!と思う。

 

Tシャツの中での不安から

ママを見れた嬉しさと

暗闇からの安心感から

自然と笑顔が出ていたのが印象的な1枚だった。

 

撮影後に子供の自然な様子をありがとうございましたと

お話をしていたが、着替えも中々残すことがないから貴重だと。

 

中々1歳の記念の写真はお子様がメインであるが、

彼が大きくなったときにこの写真を見て

ママとパパがいなかったら今の自分はいなかったな

 

そう思ってもらえる日が来るといいなと思いながら

これからも撮りつづけていく。

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神奈川県横浜市にあるおしゃれなハウススタジオ

ライフスタジオ新横浜

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人生の写真館ライフスタジオという名前に込めた想い。
それは、出会う全ての人が生きている証を確認できる場所になること。
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