店舗フォトジェニック集


Photogenic
scrollable

「今しか残せない、集中している横顔」

投稿日:2026/9/12

17 0

この写真を見たとき、まず目に入ったのが、赤ちゃんのほっぺと唇のふっくらとした柔らかさでした。

赤ちゃん特有の、ぷくっとしたほっぺや小さな唇。
この肌の柔らかさや質感は、まさに今しか残せないものだと思います。

さらに好きなのが、この子の横顔です。

ただ横を向いているのではなく、何かに集中している横顔。
その視線の先にあるものまで、この一枚から想像することができます。

実はこの写真は、青山店で現在人気のミルクバス撮影の一場面です。

撮影時の状況

ミルクバスの撮影では、赤ちゃんをいきなりお風呂に入れるのではなく、まずはお風呂の外から、自分からお風呂に触れてみようとするまで見守ることを大切にしています。

大人でも、いきなりプールに入るのではなく、まず水に触れたり、準備体操をしたりします。
赤ちゃんにとっても同じで、まずは「ここは何だろう?」と自分から興味を持ってもらう時間を作ります。

この子はもともとお風呂が好きだったこともあり、お風呂が登場するとすぐに自分から近づいてきてくれました。

お兄ちゃんの撮影のときにも被っていたという、可愛いうさぎさんの被り物を付け、胸元にはママさんが持ってきてくださったポンチョのようなものを身につけて準備完了。

「さあ、お風呂に触ってみよう」というタイミングで、すぐに自分からお風呂へ。

そのままお風呂にも抵抗なく自分から腕が伸び、自分でバシャバシャと水しぶきを上げながら楽しんでくれました。


この写真を選んだ理由

今回、この写真を写真分析に選ぼうと思った一番の理由は、「私にはまだ狙って撮ることのできないシーンだ」と感じたからです。

私だったら、子どもが水で遊んでいるときには、その楽しそうな様子や水しぶき、お風呂全体が分かるように、つい引きの写真を多く残してしまうと思います。

もちろん、引き写真もその場の空気感や楽しさを伝えるために大切です。

でも、このカメラマンは、子どもが遊んでいるからこそ、引きだけではなく、寄りの写真も撮っている。

そして、この写真はかなりグッと寄っています。

それでも、ただ「可愛い横顔を撮った写真」になっていないところがすごいと思いました。

何をしているのか。
何を見ているのか。
どんな撮影の中で生まれた一枚なのか。

それが、この一枚だけでも伝わります。

視線の先にお風呂があり、手前には水の存在があり、うさぎさんの被り物も見える。

だからこそ、写真を見た人が
「この子は今、お水で遊んでいるんだ」
「お風呂を楽しんでいるんだ」
と、その場面を想像することができます。

そして何より、子どもがこんなにも集中してお水に触れているときの横顔って、こんなに可愛いんだと、この写真を見て改めて感じました。

光・構図について

光は画面左側から入ってくるライトの光がベースになっています。

左側から柔らかく光が入ることで、赤ちゃんの腕に光が当たり、肌の柔らかさがより強調されています。

子どもと光の位置が、逆光の光だからこそ赤ちゃんらしいふわっとした肌の質感になっています。

また、画面左側に大きく余白を作り、子どもの顔を右側に配置していることで、自然と「この子が何を見ているのか」という視線の先を意識させられます。

その余白があることで、写真の中に「視線の先」が生まれ、ただの横顔のアップではなく、その先に何かがある写真になっていると感じました。

この写真から自分が学びたいこと

今回この写真を分析して、一番学びたいと思ったのは、「子どもが遊んでいる=引きで撮る」だけではないということです。

遊んでいるからこそ、全体を見せる引き写真。

そして同時に、遊びに夢中になっている表情や仕草にグッと寄った写真。

この「引きと寄りの両方を残す」という意識を、自分の撮影でももっと持っていきたいと思いました。

特に私は、子どもが動いていたり遊んでいたりすると、その瞬間を逃さないことに意識が向いてしまい、全体を収めることが多くなります。

これからは、

「今この子は何に夢中になっているんだろう?」
「この瞬間、寄ったら何が見えるんだろう?」

と一度考えてみたいです。

その子が何をしているのかが分かる引き写真だけではなく、その子の表情や仕草、肌の質感まで感じられる寄りの写真も残せるようになりたいです。

今回の写真を見て、
「遊んでいる瞬間こそ、寄れる」
ということを強く感じました。

そして、今しか残せない赤ちゃんのふっくらとした頬、柔らかな唇、夢中になっている横顔。
そういった一瞬を、もっと意識して拾えるカメラマンになりたいと思いました。

codi&write:Nana Tokumasu
photo: Gomei

この記事をシェアする

美しさを表現し、思い出を記録する、楽しい遊びの空間

人生の写真館ライフスタジオという名前に込めた想い。
それは、出会う全ての人が生きている証を確認できる場所になること。
家族の絆とかけがえのない愛の形を実感できる場所として、
人を、人生を写しています。

撮影のご予約はこちらから

スタジオ予約

お役立ち情報をお送りします

新規会員登録

Official SNS

  • Instagram
  • sns
  • Instagram
  • Instagram