「歩み」
 

パパママと手を繋いでいるから思いきり歩ける。

足を思いきりあげた彼女は、それをとても楽しんでいた。


 
人はいつ、親の手を離すのだろうか。

それが成長であり、喜ばしいことのはずなのでしょうが、それに淋しさを伴うことも想像ができます。

自分がいてあげなければ…そう思っていた時期から成長し、

自分の知らないところで…どんどん世界を広げていく。

もしかしたらそれは、自分自身の力で歩みを進めることかもしれないし、

別の誰かと手を繋ぐことかもしれない。
 

でも、どんなに遠くへと歩みを進めても、はじめの一歩はパパママの元から始まったのだ。

それをきっと振り返る時がくる。

その時の１枚に、この写真がなってくれたなら…。



” この瞬間に、私は彼女の明るい未来を見た気がした ”



photo by Soo
coordinate by Yu
in Yoyogi