Photo by. Eunjeong
Coordi by. Ouchi

ふと気づいたらスタジオで働いてもう数年が経ちました。
あるカメラマンのように写真に興味があってスタジオという空間に大きな価値を感じて入社したわけではなく、単純に子供が好きで、小さくて純粋なその存在が可愛くて子供と一緒にいられる場所なら何か、、何でも自分ができることがあるのではないかと思い始めた仕事です。
でも、時間はあっという間に経ってその間スタジオという空間で色んな出会いがあって写真が持つ価値やカメラマンという仕事の魅力を感じるようになりました。
 
いったいいい写真とは何か、、、
いいカメラマンとは何だろうか、、、
と日々真剣に考えていながらも、答えが分からず迷い続いていますが、最近は少し分かるような気もして撮影に望む心得も少しは変化したようです。
 
ライフスタジオは｢日本の写真文化を変える」という大切な目的や方向性をもとに多くのカメラマンたちが写真と人、そして家族に対する愛情をそれぞれの方法で注いでいます。
そのおかげで写真技術も向上して毎日お客様から感動の声もいただいています。
しかし、なぜかライフスタジオが持つ力、ライフスタジオだからこそできること、日本の写真文化を変える原動力が写真技術だとは一回も思ったことはありません。
なぜなら、私のふるさとの韓国では写真がとても発達していて、技術やいいカメラも多く普及されているため、現代はプロじゃない人でも素敵な写真が撮れる環境なので、もし私達が持っている力が写真技術だけだとしたら今の韓国のように技術さえ普及されればすぐ真似できると思うからです。
技術はカメラマンとしての基本であるのは間違わないが、それが日本の写真文化を変え、これからも多くの家族へ感動を与える原動力にはなるわけではないと思います。
 
では、何がライフスタジオの大きな力であるだろうか、、、
 
ライフスタジオで働きながら色んなカメラマンに出会って話しながら、やっぱり私達、ライフスタジオの力はカメラマン一人一人の情熱と被写体である人への探究心、そして外部と内部の中で深く結ばれている関係性ではないだろうかともっと確信を持つことになりました。
そして、それらを大切にしてその能力を身につけるため日々努力する人こそライフスタジオが求めている人材だと思います。
 
幸いなことに、ライフスタジオにはそういう人材がいっぱいいて、さらに組織の人材が
もっともっと成長できるような内部文化を構築しています。
 
そして今まで勤務してきた自由が丘店、青山店、所沢店、湘南店、代々木店でそういう人たちに出会うことで子供が好きな気持ちで写真を撮っていた私も少しはカメラマンとして使命感を感じるようになりました。
 
ただ美しいだけではなく、人の心を動かす写真、写真を見ることで泣いてくる写真を撮るため、写真技術はもちろん、人という存在と家族の意味を学び続いているライフスタジオのカメラマンたち、、、
そういうカメラマン一人一人の情熱やその人たちの夢が実現できる空間としてのスタジオがこれから日本の写真文化を変えていくライフスタジオの大きな力ではないかと、、、
 
あらためて感じた1日でした。

それで、私も足りないながらも自分なりの方法でスタジオに来る可愛い子供たちと家族を誠心誠意を持って撮って行きたいと思います。