この写真は白ホリでの撮影である。
普段はその白さを生かした明るい写真を撮影する事がほとんどだがこの作品はどうだろうか。

撮影したのは17時過ぎ。日が傾いているとはいえ、肉眼ではまだまだ明るい内に入るだろう。
そんな中、あえて右側の壁面ライトを全て点灯させ、人工的に窓側より強い光を作り出す。
窓からの自然光で明るかった印象の左側が打って変わって暗くなった。

「光は相対的である」のだ。

また写真や絵などの静止したものには直感的に人が感じ取る印象の要素が豊富に含まれている。
その要素の一つが「モデルの向き」だ。
人物が右向きか左向きかで第一の印象が変わってくる。右向きは未来を、左向きは過去を連想させる要素が多いのだ。
もちろん彼女には未来を、明るい方を向いて貰った。

 

そして極めつけは彼女の持っている南天。南天の花言葉は「幸せ」
軌跡の様に後ろに流れる光。

 

そう、彼女は

「幸せをつかんで明るい未来を目指している」

 

LifeStudio Yotsukaido - ライフスタジオ四街道店

 

Photo : Park Wookyu

Coordinator : Eri

Written by Eri