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写真分析 【あたたかさ】

投稿日:2023/11/23

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@Lifestudio Yokohama Aoba

 

Photo Takuma Oto

coordi Ayaka Imano


 

親の温かさ、優しさ、安心感みたいなものを素直に受け取れるのは何歳までなのでしょうか?

もちろん大きくなってからも感じますし、何歳になっても親は偉大だな、安心するなと感じます。もちろん反抗することもありますが(笑)

大人になって、というか小さい頃に比べると親の愛情を素直に受け取れなくなったな、と感じることが自分でもありますし、普段スタジオに来てくれる子どもたちを見ても感じます。

 

赤ちゃんはとっても純粋です。

抱っこをされたら嬉しいし、ママやパパの顔を見るだけで嬉しい、積み木をつめたら嬉しいし、つかまり立ちが出来て嬉しい。

大きくなるにつれて、その嬉しい基準も高くなっていくし、嬉しいとか悲しいとか以外にも色々感情がうまれてくるようになります。

いろいろな感情が生まれることで、親の愛情を素直に受け取れなくなるのかなと最近思うようになりました。

 

もちろんそれは正しい成長ですし、大きくなる上で必要なことです。

だからこそ、赤ちゃんというかけがえのない期間。

ママやパパとの関係性やその時の表情などを、写真というツールを使って表現していかなければと、カメラを握る手に力が入ります。

 

写真の彼は1歳記念でスタジオに来てくれました。

 

ふわふわムチムチのボディが魅力的な彼。3着のお着替えの中でいろいろな表情やしぐさを見せてくれました。

初めて見るおもちゃには口をとんがらせて「ほー」ってするし、嬉しい時はニコニコ。

そんな彼も撮影終盤疲れが見えてきました。

残るはお持込みのファーストシューズの撮影。お菓子を食べるか抱っこをされるかしてないと泣いてしまう。そんな状況でした。

 

ママに手伝ってもらい、お靴を履かせてもらいます。

お名前が入った、人生初めての靴。

最初はパーツカットを撮ろうと顔は写さずに撮影しようとしていました。

その間もコーディのあやちゃんはご機嫌を取ろうと彼にアクションを続けてくれます。

 

ファインダーの中に一瞬映った彼の表情が和らいでいるのに気づいて、表情も写そうと決めました。

 

ママのお膝の上で安心したからでた表情です。

ママの愛情とそれを素直に受け取っている彼をファインダー越しに見て、撮影しながら「いいなあ」と無意識につぶやいていました。

 

ファーストシューズ。足を包むママの手。安心している彼の表情。

それぞれが変な切れ方をしないように注意しながら望遠でぎゅっと詰め込みます。

光は反逆光。フィルターの前ボケを使いふわっと温かい雰囲気にしました。


 

今しか撮れない関係性を写した写真。

その時の一瞬はその時にしか撮影できません。

かけがえのない瞬間を美しく表現できるように、と再認識することができました。






 

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美しさを表現し、思い出を記録する、楽しい遊びの空間

人生の写真館ライフスタジオという名前に込めた想い。
それは、出会う全ての人が生きている証を確認できる場所になること。
家族の絆とかけがえのない愛の形を実感できる場所として、
人を、人生を写しています。

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