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写真分析 【きょうだい】

投稿日:2022/6/13

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Photo Takuma Oto

Coordi Misaki Nakagawa

 

 

きょうだい。不思議な関係ですよね。

子供の頃はほとんど一緒に過ごして、一緒に遊んで、喧嘩して。

家族でもあり、友達でもあり、ライバルでもある。そんな関係。

 

ぼくにもきょうだいがいますが、小さい時の写真はあんまりありません。

今でも割と仲良く話したりするんですが、小さい時はどんな関係性だったのかなとたまに思うことがあります。

すぐ大きくなってしまう子どもたちの、その時の関係性が現れるようなきょうだい写真を残したいと、日々撮影に入っています。

その子たちが大きくなって、大人になった時に見返して、「こんな関係だったんだね」みたいに話してもらえるような写真を。

 

 

今回撮影に来てくれた彼らは、毎年ライフスタジオに撮影に来てくれている子達でした。

お兄ちゃんのハーフ成人と弟君の七五三のご記念で来てくれました。

 

しっかり者の9歳のお兄ちゃんと、甘えんぼな5歳の弟君。

 

彼らの第一印象は、とっても仲良しで、とにかくお兄ちゃんが優しい。

弟君に何をされても笑って許しちゃうお兄ちゃんでした。

そして、二人を温かい目で見守るパパさんママさん。

とっても温かくって明るいご家族でした。

 

そんな二人の関係を絶対に残そうと思いました。

 

時間は最終枠、夕方の温かい光がスタジオ内に差し込んでいました。

選んだ場所は玄関。小さい茶色のベンチを置き、二人に向かい合うように座ってもらいます。

とっても仲良しきょうだいなので、お鼻とお鼻くっつけてみてー!!というと何のためらいもなくやってくれました。

 

背景はスタジオの外の景色。余計なものを写したくないので、絞りはなるべく開けます。

背景がぼけ、後ろにある木がぼけて、綺麗な緑のキラキラに写りました。

前ボケには薄い色の緑を入れ、二人だけの空間を演出します。

前ボケにもしっかり光が当たっているので全体的にふわっと温かい雰囲気になりました。

ハイキ―な写真の中にポイントである二人の顔があり、しっかりと二人に集中できるお出に設定しました。

光に包まれた彼らの、仲良しな温かい関係を表現することが出来ました。

 

スタジオにはたくさんのきょうだいが遊びに来てくれますが、関係性はそのきょうだいによって全く違います。

その子達に向き合って、その子たちのイメージに合った写真をもっともっと撮影していきたいと思います。

 

僕の撮影した写真を、大きくなった時に見て、楽しい思い出として思い出してもらえるように。

 

 

 

 

 

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美しさを表現し、思い出を記録する、楽しい遊びの空間

人生の写真館ライフスタジオという名前に込めた想い。
それは、出会う全ての人が生きている証を確認できる場所になること。
家族の絆とかけがえのない愛の形を実感できる場所として、
人を、人生を写しています。

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