Staff BlogYokohama Aoba

Reiri Kuroki
横浜青葉店

黒木玲理

初めましての方も、
お久し振りの方も、
いつもどうもー!の方も
こんにちは。

黒木玲理です。

ライフスタジオ8年目、2019年現在は横浜青葉店に在籍しています!

それぞれのお客様の「想い」にFitした撮影をしたいと思っています。
皆さんが、どんな想いで撮影に来てくださっているのか、色々聞きにいきますので教えてくださいね^^

Blogでは
Butterfly
写真分析
blog そして「はじめまして」は続く。
Let me see… わたしのこと
を主に発信しています。

お気軽にのぞいてみてくださいね。

Butterfly46 ライフワーク 〜原点/未来

2019/8/14

73 0

 

 

【Butterfly】

 

 

 

2019年の7月で、入社してから8年が経ちました。

 

 

私が、ライフスタジオのカメラマンとして過ごしたこの8年という時間は、彼女の年齢と同じ時間です。

今年8歳を迎える彼女と初めて出会ったのは、2012年の7月のことでした。

そこから、ずっと、ずーっと、彼女が積み重ねた時間の分だけの変化を、成長を、見詰め続けてきました。

 

カメラマンとして。

ひとりの、人間として。

 

 

浦安店で出会い、クリスマスと誕生日の撮影を半年ごとに重ね、横浜まで来ても繋がる縁。

その縁は時に『ライフスタジオ』の少し外まで飛び出して、ご自宅に遊びに行かせていただいたり、彼女が生まれて初めて髪を切る日に撮影係としてご一緒させてもらったり。

私が、ライフスタジオで出会ったお客様とそんなご縁を繋いでいくことなんてできる訳がない、と思っていたのに、気が付けば、今まで見て来た先輩方と同じように、ひととしてのご縁を繋いでいます。

 

今となっては社内でも知る人が少なくなってきた、旧姓での呼び名で私を呼ぶ、唯一のご家族。

『ライフスタジオのカメラマン』としてこのご家族に出会った私の『西垣玲理』という名前を知ってくれて、浦安店を離れても、結婚しても、このご家族にとって私は『がきさん』。

そう呼ばれることは、いつも私を原点に立ち戻らせてくれます。

 

 

この8年分の彼女の写真には、同じように私が積み重ねた8年分の過程も顕れています。

がむしゃらでひた向きだった最初の75カットから始まって、写真に悩みながら彼女の変化や成長を表現しようと試みる、その過程。

小手先の技術や奇抜な目新しさに傾倒した時期もあれば、ひたすらシンプルに向き合った時もありました。

とは言え、まだ幼かった彼女の、幼さゆえの自由さは、経験の浅いカメラマンだった私の思惑に収まる筈もなく(笑)

その好奇心に、移り変わる興味の対象に、時に振り回され、時に新しい視点に導かれながら、私は彼女の撮影を重ねていきました。

それは、何だかまるで、未知の世界を行く大冒険のようで。

彼女との撮影は、技術も経験もなかった私が、唯一持ち合わせていたたったひとつの武器だけを頼りに飛び出していく新しい世界でした。撮影が終わると放心状態で、数日間はその75枚の写真を何度も見返しながら、また次の撮影に備えて彼女を待つ。振り返ってみれば、彼女との8年間は、ずっとそんな感じだったように思います。

 

彼女の為に、写真が上手くなりたかった。

自分にとって、武器となり得るものは、その想いひとつだけでした。

カメラを持って写真を撮ることが好きだった、ただそれだけだった私が撮る写真が、誰かにとって意味と価値を持つものになる、ということを、私は知りませんでした。

最初の75カットから始まって、およそ1,000カットに及ぼうかという8年分の彼女の記録、記憶。

今、こうして8歳になる彼女を目の前にして、思い出される過去の写真たちは、今と比べれば技術的には拙かったり、荒削りだったりする写真です。

それでも、その時の全てが愛おしく思えるのは、今の彼女に、今の私に繋がるひとつひとつの蓄積であるから。

写真が好きでライフスタジオに入って、あの日初めて出会ったひとりの女の子を、8年も撮らせてもらえている。

そうなるなんて思ってもいなかったけど、今こうなっているのは、あの一瞬を、その記憶を、大切にし続けてきたから、です。

拙くても、荒削りでも、その時の最大限を常に注ぎ込んで、真っ直ぐに向き合って、全力で挑戦させてもらい続けた8年間。

 

誰かの為の写真を撮る、ということが、私にとっては初めての、労働の対価以上の価値をもたらす『仕事』になりました。

8年も没頭していられる、とても幸せな『仕事』。

もう戻れない一瞬の、この時の、あなたの姿を記憶する、そんな『写真』の価値を教えてくれたのは、彼女でした。

 

彼女の撮影は、私のライフワークです。

8年という年月は、私に経験と多少の技術を蓄積して、幾らか立場や責任も変わってきたかも知れません。仕事は撮影だけではないし、色んなことを見て、把握して、考えていかなければならないことも、あります。

それでも、カメラを持って彼女と向き合う時、私は純粋に写真が好きで、カメラの重さとシャッターを切る音にうきうきするような、そんなただの写真バカでいられます。

赤ちゃんだった彼女とのコミュニケーションに、徐々に言葉が加わり始め、そのおしゃまな物言いにはいつも笑ってしまう。

だんだんと手脚が長くなってきて、その佇まいは本当に美少女なのに、笑い声はやたらとけたたましくて、奔放で、大胆不敵。

アメリカの連続ドラマをパパさんと観ていたり、医療現場をテーマにしたドラマに涙したり、最新情報では好きな女優さんはアン・ハサウェイだと言うから敵わない。

そんな彼女と、カメラを持って対峙する。

撮影する、というコミュニケーションを、心底楽しめる時間、です。

 

 

多分私は、ライフスタジオを離れても、彼女の撮影をするでしょう。

彼女という存在は、私自身が撮影者として過ごした時間を象徴するものでもあり、『わたし』という人間の人生に大きく影響したひとでもあるのだから。

【撮影者としての原点と、繋がっていく未来を感じさせてくれる】。

彼女との、彼女のご家族との関係は、そう規定します。

彼女の為に、写真を撮りたい。

最初の出会いから、今までもずっと、そう思い続けて、純粋な気持ちでカメラを持って、

そしてこれからもきっと、そう在り続けられる。

 

 

初めて撮影させてもらったご家族には、よく彼女の話をさせてもらいます。

「ずっと撮らせてもらっている子がいるんです」

「1歳の時には想像もつかなかったけど、大きくなった今の姿を見てると、赤ちゃんの頃からの経過がぎゅーっと見えてきて、ちっちゃい時の写真がやっぱり大切だなあ、って思うんです」

 

写真は、いつか遠い未来で、その真価を発揮します。

今はまだわからないけど、いつかのその時の為に、その時のあなたたちの為に、私は写真を撮り続けたい。

 

8年間の、カメラマンとしての人生は、彼女と共に在りました。

そして、これからも、きっとそうだと思います。

 

 

あーちゃん、今年も素敵な時間をありがとう。

がきさんは、あなたと写真で遊ぶ時間が、本当に幸せなのです。

 

 

 

~Butterfly46 ライフワーク

 

 

 

この記事をシェアする