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横浜青葉店
写真分析「きみのすきなところ」
投稿日:2020/11/14
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きみのすきなところ
Photo&Write by Misaki Nakagawa
Cordi by Aimi curnew
「なんでこの仕事を選んだの?」
時折、聞かれることがあります。
この仕事を10年続けている理由の一つは「こどもが好きだから」
ウェディング写真も成人写真もいろいろ撮ってきたけど、
結局「こどもを撮る」ということが一番楽しかったから、というのが理由です。
思い通りになんてまるでならなくて、
涙の理由も、笑顔の理由さえも全く理解ができないときもあるけど、
それらを全部ひっくるめて結局は「こどもってかわいいなぁ」と思えるから、この仕事を続けているのだと思います。
かわいいなぁと思う瞬間を残せること。
いつだってかわいいなぁと思いながら、撮影を行いたい。
そして、それを表現できるカメラマンでありたい。
カメラマンは、撮影中、どうしてもこどもと距離を取らなくてはいけません。
コーディネーターほど近くでこどもと話したり、遊んだりはしてあげられないので、
その分写真で、想いを伝えられるようにならなくてはいけません。
*
彼はとても人懐こい、無邪気でかわいらしい男の子でした。
自由なその仕草のひとつひとつが可愛くて、
私たちがかける言葉ひとつひとつへの反応と返答が可愛くて、
彼との会話を楽しみながら、撮影は行われていきました。
着物での撮影が終わって、2着目。
セットアップのスーツではありますが、ベージュの柔らかい色味の衣装は、
彼のかわいらしい雰囲気をより醸し出してくれているように感じました。
1着目の着物でポーズはいっぱい頑張ったから、
2着目以降はもっともっと彼自身の動きを尊重していこう。
かわいいと思う瞬間をしっかり残していこう。
そう思いながら撮影に臨みました。
彼の、かわいいところはどこだろう。
それは自由に振る舞う、彼のその動き全てです。
座ってたって、立ってたって、寝転がっていたって、
自由に振る舞い、話し、笑う彼の姿をかわいいと思うから、
この時の撮影では「いいよ、いいよ〜」ばかり言っていたように思います。
なのでスーツ姿で本棚に寝転がった時も、
「いいよいいよー」と声をかけながら、この姿をどう残そう、と頭を巡らせました。
1階の本棚エリアに一番光の入る時間。
上向いて寝てたら眩しいでしょ〜なんて言いながら。
前ボケを入れることで、写真に色味による柔らかさと、
強く入る自然光によってできる影の印象を和らげようと思いました。
見せたいのは彼自身の楽しげな表情なので、余計な部分はいれずにアップで。
でも表情だけにより過ぎてしまっては「寝転がっている」ことが伝わりづらくなってしまうので、
腕と体は少し入れよう。
全部入れると空間が間延びしてしまうから、腕と頭を少し切ることでバランスを取ります。
シャッタータイミングは、かわいいと思った時。
シャッターを押すタイミングはいつだってその時どきの感情です。
話をしながら、ふっと笑ったタイミングがその時でした。
私が彼をかわいい!と思う気持ちが、彼に、そしてご家族の方々につたわっているといいな
と思います。
とはいえ撮影中もしつこいくらい声に出していましたが(笑)
*
以前の写真分析にこう書いていました。
その子が、その子らしく入れる空間を作ること。
その結果、その子らしいと思える1枚が残ること。
どんなにきれいな写真が撮れていようと、
被写体であるその子自身が楽しむことができていなければ、
その空間を居心地がいいと思ってもらうことができなければ、
私が毎日行っている撮影なんてきっと意味が無い。
この文章を書いてからしばらく経ちますが、
今でもやっぱり、この思いだけは変わりません。
自分の中で大切にしたいことなのだなぁと改めて思います。
カメラマンとしても、コーディネーターとしても、
自分の中の大切に思うものを見失うことなく働いていきたいなと思います。
大好きなこの仕事がこの先も続けて行けますように。
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