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横浜青葉店
写真分析「一瞬」
投稿日:2020/7/29
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Photo&Write by Misaki Nakagawa
Cordi by Natsuko Takagawa
「こどもたちの、家族の、自然な姿を残したい」
きっと、ライフスタジオで働く全てのスタッフが日々願い、
そのために撮影技術の向上に努めているのだと思います。
私もライフスタジオで働き始めてもうすぐ3年半となりますが、
やはり毎日のように「自然な姿ってなんだろう」「自然をかたちにするにはどうしたらいいのだろう」
そんなことを考えながら撮影を行なっていますが、
どうしても、こどもたちにポージングをお願いする場面も多く、
自分の撮影スタイルは「自然」とはかけ離れているんじゃないか、と思い悩む日も多くあります。
一瞬一瞬を残したいと考えているのに、
その肝心の一瞬を捉えることができずに落ち込むこともあります。
「もっとこうだったら」
「こうできたらよかったのに」
撮影はやり直しがききません。
日々は反省の連続かもしれません。
それでも次の一瞬を見逃すことがないように、
その一瞬がもしかしたら、家族にとってかけがえのない一瞬になるかもしれないと思いながら、
毎日1件、1件、集中して、ファインダーを覗きます。
*
小さな弟に、面倒見のいいお姉ちゃんたち。
少し人見知をしていた弟に対して、
全力で彼を笑わそうとしてくれる愛情に溢れたお姉ちゃんたちでした。
とにかく手厚いそのサポート力。
私も、コーディネーターのなっちゃんも、
お姉ちゃんたちのサポート力に大いに助けられていました。
とっとこと歩き出す弟を、両サイドからホールドしてもらって、
「横からチューして!!!!」とおねがいをします。
姉たちは弟をぐっとホールドして力一杯のちゅ〜!!!!
ホールドされて、たまらず逃げ出そうとする弟…。
その瞬間の表情が可愛くてシャッターを切ったのがこの1枚でした。
2度目はない!この一瞬しかない!残さなくては!
この写真を撮るときに、とっさに昨年撮られたこばちゃんの写真を思い出しました。
同じ背景、同じシチュエーションです。
青葉店では写真分析を書いた写真に対して、毎月スタッフみんなで討論をする時間を設けています。
・この写真はなぜいいのか
・もっとよくするにはどうするべきだったか
1枚の撮影された写真に対して、
「もっとこうしたらよかった」「こうしたらこういう写真になっていた」と話すことは、
自分の中の引き出しを増やすのにとてもいい効果があると思っています。
こばちゃんの写真でも「もう1歩寄れていたのでは?」なんて話をしたのを覚えています。
この写真の1枚前の写真は全身が写っている引きの写真でした。
とっさにこのコバちゃん写真を思い出したので、
画面一杯がこどもたちの姿で埋まるようにフレーミングをしなおしました。
その方がこどもの表情と、密着感がより印象的な一枚になると思ったからです。
頭の中にはこばちゃんの写真。
あとはそれを活かして、じぶんがどんな瞬間を捉えられるか…。
*
欲を言えば、お姉ちゃんたちの顔がもっと見えた方がよかっただとか、
フレーミングはもう一歩寄れたな、だとか、
撮影が終わった今だからこそ「もっとこうだったかもしれない」という思いは出てきてしまいます。
でも、あの時あのタイミングで、
写真をきれいに見せるためにお姉ちゃんたちの映り方を調整して、
何度も同じことを繰り返してもらうのは違うような気がしていました。
私たちの声かけに対して、こどもたちが受け取って、行動をしてくれたその一瞬こそが、
かけがえのない自然な一瞬なのではないか、とおもったのです。
一瞬をしっかりと残せるカメラマンでありたい。
そしてその一瞬をなによりも美しく切り取れるカメラマンになりたいと思います。
まだまだ思いばかりが先行していて、技術が足りないと痛感することばかりです。
もっと、もっと、上手くなりたい。
日々そればかり考えています。
そのための努力を怠らずに続けていきたいと思います。
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