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横浜青葉店
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写真分析「横顔②」

投稿日:2020/4/30

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Photo by Kaori Kobayashi

Cordi &Write by Misaki Nakagawa

 

七五三の撮影できた彼は、甘えん坊で、でも一生懸命な男の子でした。

着物に着替える前まで無邪気に遊んでいた彼でしたが、

着物に着替えた途端、一気に口数も減り、緊張が見て取れるようになっていました。

 

緊張しているから、初めは少し距離を置きながら撮影を始めた方がいいかもしれない。

そんな話をカメラマンのこばちゃんとして、廊下での撮影がスタートしました。

 

緊張をしているこどもに対して、どんな風に撮影を進めていくのか。

その判断をするのは大体の場合がコーディネーターです。

少し時間を置くのか。

ゆっくりとこどものペースに合わせて撮影をするのか。

それとも自分のペースに乗せるようにぐいぐいと撮影を引っ張っていくのか。

 

この時は、ゆっくりと撮影を進めていくという選択をしました。

一生懸命な彼は緊張をしながらも、私たちのお願いにしっかりと応えてくれていました。

 

この写真は撮影の序盤、まだ緊張している彼の姿を捉えた1枚です。

この写真を見ながら「この時の彼自身がよく現れている写真だなぁ」と感じました。

一生懸命で頑張り屋さん、どこか甘えん坊さんなこどもらしいところ。

 

夕方の青葉店の玄関先には西日がたっぷりと入ります。

オレンジ色の優しい光に縁取られてとても綺麗に彼の輪郭を写してくれています。

丸くて可愛い額や鼻先、長い睫毛。柔らかいほっぺの質感。

これらは彼のこどもらしい、可愛らしい魅力を十分に引き立ててくれているように感じます。

 

口元を扇子で隠していることで、写真を見る人の目線はキャッチの入った瞳に惹きつけられるのではないかと思います。

まっすぐに前を見る、まん丸の、直向きな瞳。

 

瞳は時に口元以上に感情を表します。

彼の目線の先にはお母さんがいて、彼の一生懸命な姿を見守ってくれています。

 

「ちゃんと見てる?」

「僕頑張ってるよ」

 

緊張してる。

でも一生懸命頑張っている。

 

西日に合わせて入れられているもみじのオレンジ色の前ボケは淡く優しく溶けていて、

そんな彼の緊張を優しさで包んでいるような、そんな印象を受けました。

 

一生懸命に頑張ってくれた彼の、

この時の感情や、状態がよくわかるこの写真が、私はとても気に入っています。

 

 

撮影が進めば進むほど、私たちのお喋りに応える回数が増え、笑顔が増えて、やんちゃになっていった彼。

撮影が終わる頃にはすっかりリラックスして、たくさん甘えてくれるようになりました。

初め、あんなに緊張していたのなんて忘れてしまうほどに。

でもこの1枚を見ると「あぁ、一生懸命頑張ったんだなぁ」と思い返すことができます。

親御さんであれば、成長を感じるような一瞬なのかもしれません。

こういう写真を残せることがライフスタジオ の魅力の一つであるのだと実感します。

 

どんな瞬間を切り取るか、というのはカメラマンの思いが反映されます。

笑顔の写真、カメラ目線の写真ばかりではなくて、

こういう何気ない横顔の写真から思い返すことというのは実はたくさんあります。

そういう写真を残せるカメラマンでありたいなと思います。

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美しさを表現し、思い出を記録する、楽しい遊びの空間

人生の写真館ライフスタジオという名前に込めた想い。
それは、出会う全ての人が生きている証を確認できる場所になること。
家族の絆とかけがえのない愛の形を実感できる場所として、
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