Staff BlogYokohama Aoba

Kaori Kobayashi
横浜青葉店

小林香織

はじめまして!

小林なので“koba”と呼ばれてます^^
おばちゃんではありません、こばちゃんです^^

出身は愛知県です。

2011-2013.06名古屋・日進店
2013.07-2017.03横浜青葉店
2017.04-2018.03新横浜店
2018.04-・・・横浜青葉店

ほぼ神奈川にいます^^

写真を撮りながら、いつも、未来に届ける写真を撮りたいと思っています。

今だけの姿、空間、繫がり、匂いまでも。

記憶を呼び起こす、写真。

未来でもまた写真を通してたくさんの記憶を呼び起こし、
そして話をしながらまた思い出を作って、家族の時間をつくってほしいと思います。

大切なものが、つながって、届くように。
そんなお手伝いが出来たらと思います。

メガネがトレードマークです!
よろしくお願いします!

ライフスタジオの写真 2019分析 今を未来に残す

2019/8/30

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Photo by Kaori Kobayashi
Cordi by Natsuko Takagawa
In Yokohama aoba

 


家族だから。

きょうだいだから。

 

『だから』と言って、
いつまでもずっと隣にいるとは限りません。

 

隣にいる家族やきょうだいとの、今だからこその距離感や接し方を残していくことで、
いつか忘れてしまっても、距離感が変わっていっても、変化が沢山おこっても、
その時確かにあった空気感や距離感が、写真で残って伝わったらいいな、と思います。

 

それが、いつか何かを思い出したり、感じたりする、きっかけになるかもしれない。

人が生きていく『絶対』などない人生の中で、

確かにあったものを残す方法が、ひとつ、写真だと思うのです。

 

 

写真の兄弟に再会したのは、約4年ぶりでした。

 

前はちいさな赤ちゃんだった弟くんがトコトコ歩くのを笑顔で見守るお兄ちゃん、といった撮影でした。
優しい空気に包まれ、終始笑顔いっぱいだった撮影でした。

4年後、弟くんの七五三、兄のハーフ成人記念で、おひさしぶりに青葉店に訪れてくれました。
ふたりとも変わらない笑顔と、それでもたくましく成長した成長っぷりを見せてくれました。

きょうだい写真を撮るとき、ふたつ、ポイントを決めて撮影しました。

ひとつは『少年感』。
もう赤ちゃんではなくなり、兄と『対等』に何でもできるようになった弟くん。
ふたりの対等な少年らしさを残すこと。

そしてもうひとつは、変わらない笑顔と、ふたりの今の『距離感』を残せたらと思いました。

 

抵抗感なく、くっついたりしてくれる二人。

普段からの仲の良さが垣間見えました。

 

以前は自由奔放な赤ちゃんだった弟くんに合わせての撮影でしたが、
ふたりで一緒に何かできる、という部分を強調していきたいと思いました。

 

陽の当たる撮影エリアにクッションや時計、
ブランケットなどを置いて二人の部屋に見立てて、
ふたりにゴロンと寝転がってくつろいでもらいました。

 

そしてふたりには夕ご飯何を食べたいか?
ママの可愛いところはどこか?パパのかっこいいところはどこか?など、
色んな質問をして内緒でこそこそ話してもらいます。


『二人で、内緒で』


ブランケットにくるまり楽しそうに相談するふたり。

喧嘩をすることもなくぎゅっとくっつき、笑顔で話し始めます。

 

子どもたちだけの空間を作り込むために、上部に余白をとります。
ちりばめられたクッションなどが二人の部屋間を演出し、

光が広がるその場所で、光に背を向けてブランケットにくるまり内緒話をしてもらうことで、
ひっそり二人だけの空間を楽しんでいるように見せることが出来るかな、と思いました。

 

子どもって内緒の話をするときやいたずらをするときなど、
とても隅っこや暗い場所にこもりますよね、そんなイメージです。

 

 

 

今回『横写真』というテーマの元、いつも撮る場所での写真も細かく整理してみるようになりました。

 

数週間は何か特別な写真を生み出したいという気持ちも多くありましたが、
いろんな人と話をする中で、再度自分が撮りたいものは何か?を考え、
撮っているものを、もっと最大限良くしていくためには何が必要かを考えました。

 

凄く特徴的な写真というわけではないですが、

昔と今も変わらない、でも変わっていくふたりの距離感や空気感を残すために、
一枚の四角の中を、ふたりのために整えることが出来たと思います。

 

 

 

 

ライフスタジオで、数年。

写真を通して様々な人と出会ってきました。

私は、相手の為に何かが出来る自分になりたいと思い、カメラを手にしました。

ファインダーで見える景色は、ただそこにある景色ですが、
どれをどんな条件のもとでどんな風に表現するのか、
それは全てファインダー越しに見ている自分の目でしか残せない世界です。

 

他の人が同じ人をとっても、同じ表現にはなりません。

 

私が相手を見て相手のために作り上げ、考える世界を、

勿論ひとりではなくて一緒に入っているコーディネーターや、家族と共に作り上げていきます。

そうして作って残ったものは、家族のいつしかの記憶になります。

 

私が残したいと考える世界のなかで、一番に大事にしたい部分は何か。

それはその時だからこその『今』が残る瞬間です。

 

身体的特徴も、仕草も、表情も。


大きく変わるものもあれば、

変わらないと感じているものでさえ、

些細な変化が必ずあるものです。

 

それは目で見えるものの変化と、プラスして、

家族やきょうだいとの距離感や接し方も変化していきます。

 

家族から自分に向けられた眼差しは、その時には気付かなかったものでも、

いつか何か大事なことを伝える一枚になるかもしれない。

自分自身の、その時々の家族に向けられている仕草も表情も、
自分では知り得ることのできないもので。

それを見返して知った時に大事なことに気付くことが出来るかもしれない。

 

その人によって、家族によって。

何がどんな変化が起きるかはわかりませんが、

その時に確かにあったものが、

未来に何かを届けて感じさせてくれることもあると思うのです。

 

 

今回の横写真というテーマは、

『当たり前のように』してきた自分の視点をもう一度見直すきかっけになりました。

 

まだまだ課題は多くあります。

 

『当たり前』のように固くなってしまっている自分の範囲を崩し、

広げていけるようにしたいと思います。

 

 

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