Staff BlogYokohama Aoba

Kaori Kobayashi
横浜青葉店

小林香織

はじめまして!

小林なので“koba”と呼ばれてます^^
おばちゃんではありません、こばちゃんです^^

出身は愛知県です。

2011-2013.06名古屋・日進店
2013.07-2017.03横浜青葉店
2017.04-2018.03新横浜店
2018.04-・・・横浜青葉店

ほぼ神奈川にいます^^

写真を撮りながら、いつも、未来に届ける写真を撮りたいと思っています。

今だけの姿、空間、繫がり、匂いまでも。

記憶を呼び起こす、写真。

未来でもまた写真を通してたくさんの記憶を呼び起こし、
そして話をしながらまた思い出を作って、家族の時間をつくってほしいと思います。

大切なものが、つながって、届くように。
そんなお手伝いが出来たらと思います。

メガネがトレードマークです!
よろしくお願いします!

ライフスタジオの写真 2019分析 モノクロの魅力

2019/2/15

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Photo by Kaori Kobayashi
Cordi by Natsuko Takagawa
In YokohamaAoba

 

ライフスタジオの、“75カット”。
 

目の前にいる“人”をいろんな視点から見て、
観察して、コミュニケーションを通しながら、
自分が持っている最大限の表現力(イメージ+技術)を持って、
その人の魅力をカタチ(写真)に75枚残していきます。

その表現方法として、
ひとつ“モノクロ写真”という技術があります。

モノクロで撮る写真には【モノクロである理由】が必要です。

“○○を表現したかったから、モノクロにしたのだ。”

色彩を失うことは、本来マイナスの要素になります。

見ている世界から、色という情報を無くすからです。

何となく“ちょっと特別”に感じられるモノクロ写真であるからこそ、
意図のないモノクロは致命的です。

“カラーで見えている世界を、モノクロで表現する理由は?”

 

“色彩”という情報が、見せたい、表現したいものの邪魔になってしまう場合に、
それを差し引くことで見せたいものに集中させるため。

白から黒までの階調を美しくつなぎ、
全体の色味のバランスやコントラスト、グラデーションで、
一枚全体に統一感を出すため。

理由は色々あります。それを撮影者が意図して撮影出来ているかが重要です。



では、今回はどのようにモノクロを選択して撮影したのでしょうか?


光:

この場所は窓から入る光が夕方になると直射で壁にぶつかります。

間に入る窓ガラスを開けると、直接光が差し込み、強い光で窓サッシの模様が壁にうかびます。

光が当たる場所に人を重ねて配置して、四角の中で、人と、光と影の模様のバランスをとります。
 

目の前の彼:

彼は、5歳の七五三でスタジオに遊びに来てくれました。

とっても可愛くて、元気で、その一挙一動の可愛さに、心を何度も奪われました。

笑顔もしぐさもかわいくて、お兄ちゃんとの写真も優しい空気で覆われていたので。

最後は何か印象の違う写真がどこかで欲しいなあと感じていました。

 

最後の衣装も、色味、カタチ、小物など。

彼の可愛らし印象にぴったりの可愛い衣装でした。

あまりにイメージぴったり過ぎて、見た瞬間に抱きしめてしまいました。

さてさて、こんなに可愛い彼をどのように《イメージ変化》させようか?

最初に選んだのが、この光が強く当たっている場所でした。

 

撮る、ために:

すぐにふふっと笑ってしまう口元を抑えてもらいます。
それでも、ちょっと笑っています。
それを頑張って隠して隠して・・・。

それが今の彼の“ちょっと背伸びしたかっこ良さ”の表現になったらいいなと思いました。

その頑張ってる口元がまたかわいくて可愛くて。

色味の情報を無くして、そのちょっとした表情にも目がいくようにしていきます。

立ち位置は直射が当たる場所。

顔の半分は直射で表情が分かるように、もう半分は影に重なる様に。
そして光の模様と彼の位置のバランスを微調節していきます。

 

このあとすぐ、また彼らしい笑顔や照れ笑いが満載になっていくのですが、
表現方法としてモノクロを利用した事で、
違う側面から、彼を表現できたのではないかと思います。

 

モノクロの魅力は何か?と聞かれたら。

私は“カメラマンが何を映したかったのかがよく分かる”ところに魅力があるのだと思っています。

モノクロは通常の世界では見えない世界です。

撮影者のフィルターを通して、写し出すあなたのために、その表現方法を用いて、
あなたの為だけに用意されたモノクロの世界。

それが最大の魅力であると考えます。

 

出会って1時間で撮影は終わってしまいます。
どれだけ観察していても、相手の100ある魅力のうちの20-30しかつかめないかもしれません。

だけど、見えたものを、自分の中でイメージを規定して。

その表現をいろんな方法を使いながら投げていく事で、
もしかしたら相手も知らない何かを見つけ出し、表現し、形として残すことができるかもしれないと思っています。

投げることが重要です。

でも投げる方法と技術も勿論必要です。

 

時に振り返り、時にいつもと違う一歩を踏み出すことが、
新しい表現に出会えるヒントなのかもしれません。

いつもと同じ、に、ひとついつもと違う何かを。

 

感覚とリズムを変える為にも、わかりやすく“カメラマンの意図”が反映するモノクロを、
原本に一枚入れる挑戦も新しい視点を見つけるきっかけになるかもしれません。

 

大事なのは常に新鮮な目でいること。

常に0からつくっていくこと。

基準は目の前のあなたの情報。

あなたの為の撮影が出来る様に、もっともっと自分の幅を広げていきたいと、
今でも、これからも、強く思い続けていく事でしょう。

頑張ります。

 

 

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