フレーム付きのガラス板越しに撮影した一枚。

 

少しフィルターがかかったような写真のイメージです。

またフレームの前ボケだけでなく、奥の壁に差し込む木漏れ日がまた雰囲気をつくってくれました。

 

直前まで元気いっぱい過ぎるほど楽し気に笑顔を見せてくれた彼ですが、この時扇子を口元にもってくるポーズをお願いすると

表情がガラッと変わり、急に大人っぽくかっこいい表情に変わりました。

私は内心驚きつつも、この時の表情で85カットの中でも目を引く1カットを撮りたいと思ったのを覚えています。

 

ここを写真として切り撮りたい！と思うような行動や表情を、子どもたちは思わぬ時に見せてくれます。こうした時瞬時に反応しいかにより魅力的な見せ方で撮れるかがカメラマンにとって大事だと思っていて、またその瞬間がほんの一瞬であることもあるから、逃さないように…。

今後出会う子たちが次はいったいどんな姿を見せてくれるのかを楽しみにしながら、いい写真が撮れるように私自身カメラマンとしての技術を磨いては準備して心構えをして、笑顔でまた次のお客様をお迎えしようと思います。