今年ももう終わってしまいますね。
今回は、2022年に私が撮影したお気に入りの写真達についてお話していこうと思います。

まずは女の子の写真について。

全身写真は真ん中に彼女を置くのではなく、目線の先に多く余白を取りました。「何か悩んでいる」と言うポーズを際立たせ、余白は光がある方に多いので全体的に明るい印象になったのではないかと思います。
うつぶせの写真は、真正面ではなく斜め上から。ベージュ系で揃えた衣装がしっかりと入り、オシャレさとお姉さんっぽさが出たと思います。それに眼鏡をずらしてこちらを見てる上目遣いにはどきっとしますね^^

次は七五三男の子。

お着物を嫌がることもなく、楽しく撮影に参加してくれました。
こちらも同じように目線の先に余白を作っていますが、アップであるためポーズではなく表情が主役のお写真です。
全体的にしろっぽい背景と、自然光で少し透けた傘が、柔らかい印象と透明感を表現してくれています。
この写真だと、カッコいい表情をしている彼ですが、笑顔がまたすごく可愛いんですよ！

お次は赤ちゃん。

赤ちゃんとぬいぐるみを並べてみると、想像以上の可愛さ。可愛い×可愛いの=は間違いなく可愛いです。
ポイントは衣装やぬいぐるみの統一された色味。白っぽい色合いが赤ちゃんのスベスベお肌を素敵に写してくれます。
また、横1列ではなくお顔同士を寄せて湾曲させた並べ方が、写真全体の余白をほどよく埋めてくれました。
しっかりカメラマン目線なのがまた良いですね！

最後は兄弟写真について。

この2人は、元気いっぱいで常にニコニコ笑顔でした。特に2人一緒に居るときの様子はすごく楽しげで、距離感からも仲の良さがよく伝わってきました。

１枚目は逆光と(緑色の)前ボケで柔らかい印象にしつつ、シルエットっぽくなることで表情よりも2人の距離の近さがより際立ったのではないかと思います。
逆に2枚目の写真では同じように前ボケで柔らかい雰囲気にしつつ、１枚目よりもよって、さらに前ボケを体にも被せることでより表情に目が行きやすい写真になりました。

兄弟や姉妹のやり取りって、見ていてほっこりしますし、それぞれの兄弟、姉妹「らしさ」があると思います。その「らしさ」をしっかり出しつつも、写真としてもよりクオリティの高いものを撮れるように、カメラマンとしてもコーディとしても、精進したいと思います。