撮影をするようになって、また一から学んでいくことの難しさを感じます。

アシスタントだけをやっていた時とは見え方が違って、75cutを構築していくための工夫をしなくてはならない。

全部同じでは飽きてしまう。

75cutというボリュームと向き合う技術を習得する必要がありました。

難しくて意図的にも避けていた前ボケ。

被写体に集中させるための効果や写したくないものを隠す効果、色味足しや空間を埋める効果もあります。

75cutの味付けとして被写体の魅力をまた違った雰囲気で引き出すことも出来るような気がしています。

まだ正解はわからないけど、正解なんてないのかもしれないけど。

その時その時の被写体それぞれの良さを見つけられるように、色々な方向から、様々な距離から、時には何かを隔てて向き合っていきたい。