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草加店
scrollable
理由。
投稿日:2020/4/30
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ふわりとしたチュールのドレスを纏っている姉妹の、
空気感も含めて優しく柔らかい印象で写しているこの写真。
カメラマンは望遠レンズを使い、
被写体と距離を取り二人の空気を邪魔しないように撮影しています。
写真の中で二人を挟むように前ボケを入れることでその遠近感と共に、
二人をひっそり覗き込むような構図が考えて作られていると思います。
周りの構造物がボケているのでより二人の仕草にポイントが当てられているように感じます。
また逆光ではあるものの、前ボケの位置が暗く落ちている影の部分に置かれ、
またその色が明るく、ふんわり溶けていることから写真全体の印象も明るく優しい印象を受けます。
だから、彼女たちの触れ合いに優しくフォーカスが当てられる写真なんだと思いました。
写真を学ぶ中で、カメラマンの撮り方次第で写真の印象を左右することが出来ることを学びました。
写真に写るもの全てに意味があって、意味が無くてはならなくて。
しっかりと被写体を自分の力で表現することが「写真を撮ること」なのだと考えながら
自分の撮りたいものは何か、なぜそれが撮りたいのか、それを写すためにはどうしたらいいのか、
撮りたい理由、こう撮れている理由を考えていかなければならないと。
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