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草加店
変わりゆくもの。
投稿日:2019/2/26
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2歳。
赤ちゃん、と言うほど何も分からないわけじゃない。
自分の意思をもって、好きや嫌いの主張もあって。
ひとりで立って走って、遊ぶ。
一年前のつかまり立ちがやっとだったあの頃より、
手足だってだいぶすらっとしてきたなって。
少しずつ、ゆっくりと成長しているキミの、
いつかなくなってしまう、
まだ赤ちゃんの面影が残る部分を残したい。
女の子の場合、
3歳になると七五三という節目があります。
被布を頑張って着た彼女たちは
また少しだけ成長して、
もう赤ちゃんとは呼べない、
少しおねえさんになった姿を見せてくれます。
では、その前の2歳は?
少しずつ意思の疎通も出来るようになったけど、
ひとりで歩くようにもなったけど、
でもまだまだ、1歳だった彼女たちの
面影が強く残る小さな小さな手だったり、
まっすぐ伸びてきたけど
まだまだあんよと呼びたい足だったり。
きっともう来年には
なくなってしまうんじゃないかと思えるような
この赤ちゃんの面影を大事にしまっておきたい。
彼女は来店時、場所見知りもあり、
とても緊張していて。
整ったかわいいお顔を強張らせた表情が
なんだか少し大人っぽくみえる子でした。
でも表情は変わらないもののママパパから離れなければ
タッチなどのアクションに反応してくれて。
タッチをした時のおててがあまりにも小さくて。
完成されたお顔だけど、パパに抱かれている姿は
まだまだ赤ちゃんだなと感じました。
きっとママパパからしてみたら
彼女はいつまでも赤ちゃんのままかもしれない。
けれど、心だって体だってどんどん変化する。
1歳の赤ちゃんにはオススメするおむつ写真だって、
赤ちゃんとおねえさんの狭間にいる彼女には
きっともう違和感に変わってしまったかもしれない。
でもこんな衣装ならば。
普段着には少し難しいけれど、
異空間なスタジオでなら
あんよが丸々出る衣装だって着こなせる。
この衣装を着た彼女が溶け込むように
小物を配置して、世界観を作って、
普段と違う彼女が自然に在れるように。
ママとパパが残したいもののひとつはきっと、
こういうなくなっていってしまうものだと思うから。
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