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草加店
scrollable

自然をつくる。

投稿日:2018/11/30

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棒立ちほど不自然なものはない。

 

いつだったか先輩に言われた言葉です。

確かに人は自然な状態の時、

どこかに重心を傾けてしまっていたり、

無意識に何かを目で追ったり、

触ったりしているものです。

 

ポーズはもちろんこてこてなものもありますが、

こういった人間らしい自然な仕草を指しているように考えています。

 

今回越谷店で七五三のアシスタントに入らせていただいた時、大体の場合は真っ白な部屋でカチッとポーズを撮った後、このインテリアのある部屋で少し着物を残すことがあります。

 

私が普段勤務している草加店は尚のこと、

インテリアのある部屋での着物撮影が殆どです。

 

七五三撮影というのは

普通のカジュアル撮影とは違い、使うアイテムや、

ある程度撮らなくてはならない形が決まっています。

 

そういったものをしっかり残した後、

せっかくの着物をかしこまったものばかりではなく

もう少し違った様子でも残したい。

 

そんな想いはあって当然のものだと思います。

 

せっかくのインテリア背景。

白背景より少しだけカジュアルな雰囲気で

着物姿の彼女をどう残してあげよう。

 

カジュアルな雰囲気だからと言って

せっかくの着物は美しくなくてはなりません。

 

そこで彼女には

足が揃って床に着く浅さで座ってもらい、

背筋を正してもらうことで着物の凛とした美しさを。

そして少し傾げられた首と口元に持ってきた手で

彼女の可憐な愛らしさを表現することが出来たのではないでしょうか。

 

これは根拠のない個人的意見ですが、

人の癖のひとつとして、

顔まわりに手を持ってくる動作は

結構多くあるように思います。

 

口元に持ってきた手はただ座るだけよりも

自然な人間らしい仕草に繋がったのではないかと思うのです。

 

こうして少し何かを足すことで

写真の質を向上させていく。

 

そういった意識の元、

人の動きや自然なポージング、

それはどういう原理で成立しているのか。

もっともっと学ばねばなりません。

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美しさを表現し、思い出を記録する、楽しい遊びの空間

人生の写真館ライフスタジオという名前に込めた想い。
それは、出会う全ての人が生きている証を確認できる場所になること。
家族の絆とかけがえのない愛の形を実感できる場所として、
人を、人生を写しています。

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