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草加店
残したい瞬間。
投稿日:2018/6/30
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かわいいってなんだろうか。
撮影に入ってカメラマンと写真を作っていく中で、
たくさんの悩みや迷いにぶつかることもあります。
その時はいろんな先輩方に
アドバイスをいただくのですが、
その中でも
「自分がかわいいと思うことを
やってもらったらいいんじゃないかな」
という言葉が私の中に残りました。
分かりやすいようで難しい言葉でした。
私はこどもが好きで、
何をしていても
かわいいと思ってしまうからです。
それなら私が感じた、
かわいいのポイントってなんだろう。
そんな風に考えることが増えました。
例えば、
こども特有のぷくっと柔らかく
落っこちそうなほっぺだったり。
高い所に置かれたものが欲しくて
一生懸命背伸びする小さな足だったり。
遊びに夢中になって
ちゅんと尖ったくちびるだったり。
そんな目に見えるかわいさも勿論あると思います。
ただ今回、かわいいについて考えた時に
思い出した姉弟がいました。
彼女たちは確かに「かわいい」姉弟でした。
長女の彼女は素直でしっかりしてるけど
年相応なくしゃっとした笑顔が
とってもかわいい女の子。
次女の彼女は自己表現が上手く、
表情がころころ変わる元気な女の子。
二人ともこどもらしく明るく笑う姿が印象的でした。
ところがそんな二人が
まだ生まれて間もない弟に向ける
ふとした表情がお姉さんになる瞬間がありました。
この後次女ちゃんは
「今度は私が抱っこしたい!」と
弟くんを抱っこする場面も。
そこには小さな女の子たちの中にある母性のような、
はたまた大好きなお母さんのまねっこのような。
そんな「おとなな表情を覗かせたこども」という
ギャップが私には「かわいい」と感じる
要素の1つなんじゃないのかなと。
そしてそのギャップの中には
この姉弟や家族の関係性だったり、
この子たちの中にある感情だったり、
こどもから「お姉ちゃん」への成長だったり、
そういう目に見えないものがたくさんあって、
写真として目に見える形で
残されたものなのではないかと思いました。
「可愛い」とは
情愛や愛着を表現する言葉なんだそうです。
だとするならば、
目に見えない「愛情」を感じた時に
かわいいと思うのも
あながち間違ってはいないのではないでしょうか。
この写真から
この姉妹の弟に対する愛情と、
また、この子たちが
パパママから受けてきた愛情を
私は確かに感じました。
目に見えるその年頃ならではのかわいい。
目に見えないその子ならではのかわいい。
そんなかわいい瞬間を残していきたい。
そんな風に思わせてくれる一枚でした。
写真見てる時のママさんパパさんを思い出しても
かわいいかわいいの連発で
やっぱり愛の溢れたご家族だったなあとほっこり^^
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